美女ファイターとしてデビュー前から大きな注目を集めたケイト。試合には敗れるもその戦いぶりは関係者から高く評価された
2020年10月31日(土)東京・ニューピアホールで開催された『skyticket Presents DEEP JEWELS 30』。
空手、柔道、ボディビルの大会で入賞歴を持ち、その美貌と合わせてデビュー前から大きな注目を集めた美女ファイター、ケイト・ロータス(KING GYM KOBE)。第1試合のアマチュアSPルール3分2Rで藤田翔子(リバーサルジム新宿Me,We)と対戦したが、判定3-0(20-18, 19-19×2マスト藤田)で初陣は黒星となった。
(写真)思い切りのいい打撃で場内をざわつかせた
試合翌日、ケイトは自身のSNSを更新。試合を振り返っている。
「DEEP JEWELS 30デビュー戦は判定で負けしてしまいました。応援してくださった皆様、本当に申し訳ありません。悔しい気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいです。課題がたくさん見つかったので、またすぐに練習をはじめて、まずはしっかりと技術を磨いていきます」と、黒星からのスタートとなったがすでに前を向いているようだ。
(写真)藤田の三角絞めに十分な対処ができず苦しめられた
「負けちゃったけど本当に本当に楽しかった…燃えまくった。いい殴り合いが出来て自分の打撃が通用することも分かりました。まだ始めて5カ月…気持ちを切り替えてまた出直してきます!」と、試合をする楽しさを知ったことと打撃に手応えを感じ、捲土重来を誓う。
そして「そして改めて沢山の人からコメントやDMなどメッセージを頂き本当に愛されてるなと感じました。必ず強くなって恩返し出来るよう日々精進してまいります! DEEP関係者の皆様、今回東京まで応援に駆けつけてくれた皆様、対戦相手の藤田選手、キングジム代表のまさきさん、本当に有難うございました! またYouTubeにあがったら今回の試合見て欲しいな!」と、ファンと関係者へのお礼で結んだ。
(写真)試合終了直後、鼻血で顔を真っ赤に染めながらも笑顔を見せ、試合を楽しんだ表情
DEEP JEWELSの場合、女子選手はまだ層が薄いため、アマチュア試合の結果よりも内容を重視。アマチュアルールで負けてもプロルール向きと判断された場合にはプロへ昇格することができる。
佐伯繁DEEP代表は「本人はいきなりプロルールでやりたかったんですが、相手が見つからず今回はアマチュアSPルールになったんですよ。彼女はパウンドがあった方が強いので、話をして次はパウンドありでやらせる方がいいかもしれません。向き不向きがあるので、ケイトはプロルールの方が強くなるタイプ。次は12月にやらせます」と、12月19日(土)東京・新宿FACEで開催される『DEEP JEWELS 31』で早くも次戦を組みたいとしている。