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【DEEP JEWELS】初陣に敗れたケイト・ロータス「気持ちは全く折れていません。むしろ燃えています」12月に第2戦濃厚

2020/11/01 01:11
 2020年10月31日(土)東京・ニューピアホールで開催された『skyticket Presents DEEP JEWELS 30』。  空手、柔道、ボディビルの大会で入賞歴を持ち、その美貌と合わせてデビュー前から大きな注目を集めた美女ファイター、ケイト・ロータス(KING GYM KOBE)。第1試合のアマチュアSPルール3分2Rで藤田翔子(リバーサルジム新宿Me,We)と対戦したが、判定3-0(20-18, 19-19×2マスト藤田)で初陣は黒星となった。 (写真)強烈な左ストレートをクリーンヒットさせるケイト 試合後、取材に応じたケイトは「悔しいの一言に尽きます。どうしてもあがって(緊張して)しまって全てを出し切るのは難しかったです。固くなってしまいました」と、午前11時30分からの計量では「緊張は全然していなくて」とコメントしていたが、実際ケージの中に入ると緊張は免れなかったようだ。 (写真)打撃から積極的にテイクダウンも奪いに行った 藤田は極真空手出身で、これまでの試合でも打撃中心のスタイルだった。しかし、ケイトがテイクダウンすると下からの三角絞めであわやの場面を作り出した。 (写真)藤田の打撃で鼻血を出しながらも全く怯まず向かっていった「寝技で来たのは意外でした。びっくりしました。そこが私の弱点だったので。技を仕掛けられる時に対処するのはまだ練習が足りなかったので、そこを見抜かれたというのがありました」とケイト。  総合格闘技を始めたのは4月からだが、試合へ向けての練習は「実際は3カ月くらいでした」という。しかし、総合格闘技歴わずか半年とは思えない戦いを見せたのは関係者を驚かせている。 「凄く課題が見つかりました。弱点克服も徹底するし、打撃も単発になるとか、そこも解決できるので悔しい反面、練習して早く強くなりたいと思います」と今回の試合で分かった課題を早く練習して克服したいとする。 「試合をしたい気持ちはありますが、まずは技術を磨いていかないと。今日の選手たちの試合を見ていたら技術が大事だと痛感させられました。次の試合よりも、まずは技術を磨いていこうと思います」と、練習に取り組みたいとした。 「負けたのは悔しいけれど、試合は楽しかった」と言い、「気持ちは全く折れていません。むしろ燃えています。プロ昇格後を楽しみにしていて欲しいです」と、次回以降の試合に期待して欲しいと締めくくった。  大会終了後、佐伯繁DEEP代表は総括で「ケイトも可愛いだけじゃないって、皆さん驚いたと思います。今後期待できると思います」と、ケイトの素質に太鼓判。 「本当はいきなりプロルールでやりたかったんですが、相手が見つからずアマチュアSPルールになったんですよ。彼女はパウンドがあった方が強いので、話をして次はパウンドありでやらせる方がいいかもしれません。向き不向きがあるので、ケイトはプロルールの方が強くなるタイプ。次は12月にやらせます」と、プロに昇格させて12月大会でも試合を組む意向を示した。
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