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【K-1】“無敗のマコちゃん”山田真子「期待以上の試合をして爪あとを残したい」次はKrushのベルト狙う

2020/10/27 19:10
 2020年11月3日(火・祝)福岡国際センター『ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』にて、スーパーファイトのK-1女子アトム級3分3R延長1Rで優(北斗会館押上道場)と対戦する山田真子(KINGS)が公開練習を行った。  山田は姉の紗暉と共に幼き頃から格闘技に打ち込み、空手、テコンドー、キックボクシングなどのアマチュア大会で活躍。2010年5月にJ-GIRLSでプロデビューすると、同年12月にLittle Tigerを破りJ-GIRLSアトム級王座に就いた。  2012年3月にはプロボクサーに転向し、2014年2月には韓国でWBO女子世界ミニフライ級王座を奪取。2014年5月、所属ジムとのトラブルから現役を引退。キックボクシング6勝無敗2分、ボクシング7勝(2KO)無敗とパーフェクトレコードを残す。  その後、2014年12月にキックボクシングの試合、2018年11月には元OPBF東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者・高野人母美と事実上無差別級のボクシングルールで対戦し、6回判定勝ちを収めている。2019年11月にはKrushに初参戦し、MOEから勝利を収めた。ボクシングとキックボクシングを通じて16戦無敗という記録を打ち立てている。今回は約1年ぶりの試合。 「K-1福岡大会の開催が決まったときは『遂にか!』と思って嬉しくなったのと『絶対に出たい!』と思いました。正式に試合が決まった時はめちゃくちゃ嬉しかったし、チャンスが来たと思いました」と語った山田。K-1の存在は現役復帰を決める一因でもあった。 「今自分が所属しているジムは父が会長をやってるんですけど、そこで私もちょこちょこ指導をしていたんですね。そうしているうちに『また(プロで)チャレンジしたい』という気持ちが出てきました。昔は女子の試合は注目されることが少なかったんですけど、今はK-1でも女子の試合が組まれるようになって、私もその中に交じりたいと思いました。K-1は有名な選手たちが上がっている舞台で、K-1に出る=自分もそこに肩を並べるということじゃないですか。それ相応の試合をしたいし、期待以上の試合をして爪あとを残したいです」  対戦相手の優について山田は「バチバチに気合いが入ったヤンキー…って感じですね、本当にそうかは分かりませんが(笑)。ファイトスタイル的にも好きな選手なので試合をするのが楽しみです」。具体的な試合のイメージも出来上がっており「みなさんも試合当日を楽しみにしていてほしいです」と自信をのぞかせた。  福岡出身・在住の山田にとって福岡で試合をすることには特別なものがある。 「今までいつもアウェーで試合をしてきたので、久々にホームというか地元の試合なので、みんなにいいところを見せたいです。(福岡大会を継続開催したい?)見ている人たちに『福岡大会盛り上がったね!』『また福岡でもK-1をやってほしい!』と思ってもらえるように出場選手全員で盛り上げたいです」  今後の目標については「やっぱりベルトですね。Krushの女子アトム級王座決定トーナメントに参加できなかったので、トーナメントで優勝した選手の防衛戦の相手に自分の名前があがるようにしたいです。また地元の大会だけでなく、K-1の大会に呼んでもらえるような選手になりたいです」。  最後には、改めて福岡大会に向けた想いを「福岡大会の開催にあたって、たくさんの支えやバックアップがあって実現したと思います。自分も会場が盛り上がる試合をして、次のチャンスにつなげたい」と語った。
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