2020年11月29日(日)宮城・東松島市にある日本唯一のムエタイスタジアム・ドラゴンボクシングスタジアム(以下DBS)にて『戦場 18』が4年ぶりに開催されることが決定した。
戦場は2011年の東日本大震災直後に石巻地区でボランティア活動をしていたドラゴンジム・佐藤亮会長が、変わり果てた街並みを見て「何か被災地でできないことはないか」と考えて辿り着いたチャリティーイベント。
メインイベントは人気急上昇中のKAREN(DRAGON)とほのか(KANALOA)が激突するDBS女子アトム級タイトルマッチ。両者は一年前に名古屋での『BRIDGE road to SENDAI』のメインで対戦し最後まで打ち合いを繰り広げた末にドロー。お互いにキャリアを積んでの一年越しの再戦は場所を石巻に移してのタイトルマッチとなった。
KARENは前戦となった9月の『KNOCK OUT』では宮崎小雪と対戦して判定負けを喫し、8戦目にして初黒星を喫した。DRAGON GYM期待の星が復活の狼煙を上げるのか、それともほのかがそれを阻止するか。
セミファイナルはDBSとRKAのスーパーライト級のダブルタイトルマッチ。新設されるRKAのスーパーライト級のベルトと晃希(TeamSRK)が保持するDBSスーパーライト級のベルトを懸けて“オキナワの暴れん坊”KJヒロシ(YZD豊見城)と対戦する。
両者はこれまでに2度対戦し、いずれもKJが4RKO勝ちしており、晃希にとっては天敵と言える相手。晃希に対して絶対の自信を持つKJがまたも勝利しDBSとRKAの2本のベルトを手にするのか。それとも晃希が念願のリベンジを果たしRKAのベルトを手に入れるのか。
また、新設されるDBS女子スーパーフライ級チャンピオンベルトを懸けた4人制ワンデートーナメントを実施。メンバーは魔夕美(DRAGON)、鈴音奈(RIOT)、有里(TeamSRK)、Queen YUKI(STARTGATE)。東北初となる過酷な女子ワンデートーナメントの決勝戦は顔面ヒザ、ヒジありの5Rムエタイルール。果たして激闘をくぐり抜けベルトを巻くのは誰なのか。
ピンクドラゴン「戦場18」2020年11月29日(日)宮城・ドラゴンボクシングスタジアム開場14:15 開始14:30
<全対戦カード>
▼メインイベント(第11試合) DBS女子アトム級タイトルマッチ 2分5R延長1R ※顔面ヒザヒジありKAREN(DRAGON)ほのか(KANALOA)
▼セミファイナル(第10試合) DBS&RKAスーパーライト級ダブルタイトルマッチ 3分5R延長1R ※ヒジあり晃希(TeamSRK/DBSスーパーライト級王者)KJヒロシ(YZD豊見城/RKAライト級王者)
▼第9試合 DBS女子スーパーフライ級王者決定ワンデートーナメント決勝戦 2分5R延長1E ※顔面ヒザヒジあり第1試合の勝者第2試合の勝者
▼第8試合 スーパーバンタム級 3分3R ※ヒジありダイナマイト柿崎(DRAGON湯沢/DBS&RKAスーパーバンタム級王者)弘樹(YZD豊見城)
▼第7試合 フェザー級 3分3R ※ヒジあり大脇 武(GET OVER/DBS&RKAフェザー級王者)斉藤遼太(L-REX)
▼第6試合 48kg契約 2分3R荒井穂乃香(DRAGON)姫虎(フリー)
▼第5試合 65kg契約 3分3R長谷川尚登(TEAM FOREST)森 一心(STARTGATE)
▼第4試合 55kg契約 3分3R中島大翔(GET OVER)鹿野駿太(STARTGATE)
▼第3試合 セミプロルール 48kg契約 ヘッドギアなし 1分30秒3R須藤 遥(DRAGON)山里真桜(名護ムエタイスクール)
▼第2試合 DBS女子スーパーフライ級王者決定ワンデートーナメント準決勝 2分3R延長1R ※ヒジなし有里(TeamSRK)Queen YUKI(STARTGATE)
▼第1試合 DBS女子スーパーフライ級王者決定ワンデートーナメント準決勝 2分3R延長1R ※ヒジなし魔夕美(DRAGON)鈴音奈(RIOT)