MMA
レポート

【UFC】「父がいなければ戦えない」ヌルマゴメドフがゲイジーに一本勝ちで統一王者となり電撃引退。ウィテカーがキャノニア下す。極真ボルコフが三日月蹴り衝撃KO=『UFC 254』

2020/10/25 04:10

▼ウェルター級→173ポンド 5分3R
〇シャフカト・ラクモノフ(171lbs/77.56kg)カザフスタン
[1R 4分40秒 ギロチンチョーク]
×アレックス・オリベイラ(173lbs/78.47kg)ブラジル ※

※オリベイラが体重超過。試合は予定通り行われるものの、オリベイラが対戦相手のラクモノフに報奨金の20%を支払う

 カザフスタンのラクモノフは「M-1 Challenge」などで活躍しMMA12戦無敗。対するMMA22勝8敗1NCのオリヴェイラは悪夢のUFC3連敗から、2020年3月にマックス・グリフィンにスプリット判定勝ち。7月にもピーター・ソボタに判定勝ちで2連勝中。

 体重超過のオリヴェイラに対し、右のカーフキックを当てるラクモノフ。オリヴェイラの右フックにはカウンターの右ヒザ蹴りを合わせる。さらに首相撲を仕掛けられてもヒザ蹴りで応戦。

 オリヴェイラのダブルレッグを凌ぐラクモノフは、残り30秒でギロチンチョークで引き込んでクローズドガードの中に入れてタップを奪った。ラクモノフは脅威の13連勝でオクタゴン初陣を飾った。

◆シャフカト・ラフモノフ

「試合前にいった通りだろ? 彼が1つでもミスしたら、そこにつけ込んでやるって。自然と体が動いた。あんまり考えずに狙いを定めて極めた。勝ててすごく嬉しいよ。カザフスタンのみんなが固唾をのんで見ていたはずだから。彼らを喜ばせることができて誇らしい。今すごくエモーショナルになってるよ。まずは少し休んで、チームに合流し、次のことを考える。ブラジルのカウボーイを倒したから、次はアメリカのカウボーイ(セラーニ)かもな。家に帰って家族や仲間たちとこの勝利を祝う。一緒に喜びを味わいたい。オレは自分と母国に自分が一番で、UFCにふさわしいってことを証明したんだ」

▼ライトヘビー級 5分3R
△チョン・ダウン(206lbs/93.44kg)韓国
[判定1-1] ※29-28, 28-29, 28-28
△サム・アルビー(206lbs/93.44kg)米国

【アーリープレリム】

▼女子フライ級 5分3R
〇ミランダ・マーベリック(126lbs/57.15kg)米国
[1R終了時 TKO] ※ヒジ打ちによる出血
×リアナ・ジョジュア(126lbs/57.15kg)ジョージア

▼ライト級→159.5ポンド 5分3R
〇ヨエル・アルバレス(159.5lbs/72.35kg)スペイン ※
[1R 3分00秒 腕十字]
×アレクサンダー・ヤコブレフ(155.5lbs/70.53kg)ロシア

※アルバレスが体重超過。試合は予定通り行われるものの、アルバレスがが対戦相手のヤコブレフに報奨金の30%を支払う

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント