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【UFC】「父がいなければ戦えない」ヌルマゴメドフがゲイジーに一本勝ちで統一王者となり電撃引退。ウィテカーがキャノニア下す。極真ボルコフが三日月蹴り衝撃KO=『UFC 254』

2020/10/25 04:10

【メインカード】

▼ヘビー級 5分3R
〇アレクサンダー・ボルコフ(265lbs/120.20kg)ロシア 7位
[2R 1分15秒 TKO] ※右三日月蹴り→右5連打
×ウォルト・ハリス(254lbs/115.21kg)米国 10位

 1R、サウスポー構えのハリスに、長身オーソドックス構えのボルコフ。喧嘩四つの前手争いから左の前蹴り、左ジャブはボルコフ! なおも圧力をかけると、ハリスのワンツーを懐深くかわす。前蹴りを起点に右の突きを狙い、右インロー。

 ボルコフは右の前蹴りのフェイントでヒザを上げたまま、右から左をヒット! グラつくハリス。左を打ち返し凌ぐとボルコフはヒザ蹴りを突き上げる。

 2R、組みの動きを見せるハリスにボルコフは右の三日月蹴りをみぞおちに突き刺すと、一瞬置いてから「うっ」とうめき声をあげて腹を押さえてかがんだハリス。すぐに詰めたボルコフが右の5連打でレフェリーが間に入った。

 極真空手出身、ヘビー級7位のボルコフはMMA32勝8敗(21KO/TKO)、UFC6勝2敗とした。

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