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【RIZIN】初参戦のテコンドー全日本選手権9連覇・江畑秀範「格闘家として殴られて蹴られたかった」

2020/10/21 12:10
 2020年11月21日(土)大阪城ホール『RIZIN.25』に、RIZINとして待望の“五輪級アスリート”の初参戦が決定した。  その選手とは、テコンドーの男子80kg級で2011年から今年まで全日本選手権9連覇中の江畑秀範(フリー)。今回はキックボクシングルール、83.0kg契約3分3Rで佐野勇海(NJKF拳之会)と対戦する。佐野は老舗キックボクシング団体『ニュージャパンキックボクシング連盟』(NJKF)のキックボクサーで、今年3月にはピーター・アーツの息子マルシアーノ・アーツと対戦。3RにパンチでKO勝ちしている。  江畑は198cmの長身を誇り、テコンドー男子80kg級で活躍。2018年1月のテコンドー全日本選手権決勝では、元UFCファイターで東京五輪代表に挑戦した菊野克紀と対戦し、江畑が大差で菊野を下している。また、2019年には全日本テコンドー協会の金原昇・前会長らの不誠実な組織運営を告発。2020年3月末に前所属を退職し、アルバイト生活を続けた後、8月から自営業として開業していた。  オリンピックのテコンドー日本代表を目指しつつ、プロ格闘家という二足の草鞋を履くことを決意したという。  10月19日に行われた記者会見で参戦が発表され、やはり反響は大きかったらしく江畑は「驚かしてすみません。二足わらじと言われればその通りです。でも格闘家として殴られて蹴られたかったです。強くなりたかった。みなさんご理解よろしくお願いいたします」と自身のSNSに投稿。  続いて「様々な意見があると思います。失望する人も期待する人もいると思います。詳しく動機や理由をYouTubeを通してお話しさせていただきたいと思います。みなさんテコンドーの応援よろしくお願いいたします」とも。  もちろん、ファンからは「失望する人とかいるんですかね?」「応援してます」「挑戦することは素晴らしいこと」と、ネガティブな意見はほとんどなかった。  さらに江畑は「プロの世界に興味持ち出したのは菊野選手と試合したときからです。菊野さんのおかげで格闘関係者のみなさまに知られたといってもいいです」と、前述の菊野との対戦が今回の行動のきっかけになったという。  その菊野は「自分の土俵ではないルールで闘う難しさと、そんなこと知る由もない世間の評価。自分の中に勝ち負け以上の価値と想いがなければ挑戦できない」「素晴らしい挑戦」と、武道家としてプロのリングでキックボクシングに挑む江畑へエールを送った。江畑も「ありがとうございます! 菊野さんが道をつくってくれたおかげです」と答えた。  過去には岡本依子(後のシドニー五輪女子67kg級銅メダリスト)が、1993年にK-1に挑戦。当時、女子キックボクシング世界最強と誰もが認めたルシア・ライカと対戦したこともある。また、別流派のテコンドーからもK-1やシュートボクシングへの挑戦者が現れた。  挑戦にリスクはつきものだが、江畑はテコンドーの実力をいかんなく発揮し、プロのリングで勝利の雄叫びをあげることができるか。
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