K-1K-1
K-1
ニュース

【Krush】準決勝は黒田斗真vs吉岡ビギン、橋本実生vs萩原秀斗、決勝トーナメントへ向けて4選手が語る

2020/10/18 18:10
 2020年10月17日(土)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.118』の一夜明け会見が、18日(日)都内にて行われた。  会見には昨日行われた「第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント」の1回戦を勝ち上がった4選手が出席。12月19日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.120』では準決勝の黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード)vs吉岡ビギン(team ALL-WIN)、橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs萩原秀斗(K-1ジム総本部チームペガサス)、そして決勝戦が行われる。  多久田和馬(K-1 GYM横浜infinity)に判定3-0(30-29×2、30-28)で勝利した黒田は「多久田選手は凄く強い選手でしたが、こんなところで負けていたら先がないと思ったので勝ててよかったです。サウスポーとやるのが初めてだったので、パンチが大きくなってしまったのが反省点。良かったのは常に冷静に戦えたことです」と試合を振り返る。 池田幸司(ReBORN経堂)に判定2-1(30-29×2、29-30)で勝利した吉岡は「池田選手はキャリアは少ないですが、リーチを活かした戦い方や本当に強い選手だと改めて感じました。でも優勝候補である僕が1回戦から消えていたら話にならないと思って勝ちに行こうとしたんですが、優勝候補らしい試合が出来なかったので悔しい気持ちでいっぱいです。12月は準決勝・決勝と勝って僕がベルトを巻けるように頑張りたいと思います。良かった点は少ないんですが、僕の持ち味であるプレッシャー、目の良さ、パンチの技術とパワーが見せられたと思います。あとは自分の悪い癖が出ていました。ALL-WINの安保トレーナーからも悪いところが出ていたと指摘されました」と反省しきり。  藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)に判定2-0(30-29、30-30、30-28)で勝利した橋本は「昨日は試合をしていて凄く楽しかったです。良かったのはいつもと違うスタイル、そこが出たこと。悪かったのはもうちょっと行っていたら倒せたことです」と、、パンチ主体ではなく左ミドルを多用したスタイルが出たのが良かったとする。 峯大樹(若獅子会館)に判定3-0(30-29×3)で勝利した萩原は「峯選手は前にスパーリングをやった時よりも強くなっていてビックリしました。昨日は自分の殻をちょっとずつ破れて、いい感覚が掴め始めているので、12月までもっと練習して仕上げて死ぬ気で獲りに行きたいと思います。良かったのは心と身体が少しずつ一致してきた感覚になったところ。悪かったところは梶原龍児代表にも言われましたが、際での甘さが出てしまった。そこをなくしていきます」と話した。  次に、準決勝で対戦する相手の印象。 黒田「吉岡選手とは小学生の時にベルトを懸けて1回試合して負けているので、プロとアマは違うのでプロのリングでリベンジしたいなと思います。印象はパワーがあってスピードもあると思います」 吉岡「アマチュアの時にベルトを懸けて僕が獲っているので、プロになってからのリベンジという形になりますが そのリベンジマッチも僕がしっかり獲って。黒田選手はスピードがとにかく速くてパンチが的確なので、上手くて強い選手の印象があります」 橋本「昨日見ていて、上手いという感じですね。どう捕まえて打ち合いに持っていくかが大事やと思います」 萩原「打ち合いが好きだなっていうのと、僕はけっこう影が薄い方ですが、橋本選手はメディアに出ていて華やかで注目されている印象です」  12月の決勝トーナメントは優勝まで1日2試合ということになる。誰と決勝で戦いたいかも含めて聞くと、次のように答えた。 黒田「プロのリングで1日2試合やったことがないので分からないです。決勝はどちらでも上がって来た方とやれればいいんですが、とりあえず準決勝に全てを懸けたい」 吉岡「僕も1日2試合はプロではないですが、それにしっかり対応できる身体作り、練習をしていきたい。決勝ではABEMAの橋本選手の特集で僕の名前があがっていて面白そうと言ってくださったので、ファンも見たいカードだと言ってくださっているので、その橋本選手とやれればいいなと思っています。でも萩原選手も強いので、どっちが勝ってもいいように対策をしていきます」 橋本「1日2試合することは自分にとって何の問題もないですね。むしろラッキーです。決勝はABEMAでも言った通りビギン選手は毎回面白い試合をするのでやってみたいとずっと思っていました。でも昨日、黒田選手を見て強い、速い選手だと思いました。ベルトが獲れれば誰でもいいです」 萩原「昨日の試合が終わって怪我がなく、昨日でもそのまま2試合ができるくらいの状態だったのでトーナメントは問題ないと思います。試合後に上から他の試合を見ていて、橋本選手と吉岡選手の弱みは分かったので、黒田選手だけ分からなかったので吉岡選手に上がってきていただきたいです」  最後に、決勝トーナメントまでまだ時間があるが、試合が終わって今はどのように過ごしたいかを聞くと、それぞれ個性ある回答をした。 黒田「とりあえず遊びまくって美味しいものを喰いまくろうかと思います」 吉岡「昨日もゆっくり寝れましたが、家に帰ってもうちょっと寝て、12月へ向けてすぐに練習を再開したいと思います」 橋本「ベルトを獲るまでは全然遊ぶ気はないですね。ベルトを獲ったら沖縄旅行に行きたいです」 萩原「いま精神的にもいい状態できているので、1回切らしてしまうと自分は不器用なのでそのまま切れてしまうことが多いのでこのまま行きたいです。食べ歩きくらいです」
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント