2020年10月17日(土)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.118』の一夜明け会見が、18日(日)都内にて行われた。
第8試合のKrushクルーザー級3分3R延長1Rで、谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)を2R2分44秒、右フック一発でマットに沈めたサッタリ・ウィラサクレック(WSRフェアテックス・イラン)が出席。前夜の試合を振り返った。
「昨日はとてもいい試合だったと思っています。KrushとK-1の皆さんに今回のチャンスをいただけたことを感謝したい。自分自身ではもっといい動きが出来ると思っていましたが、約2年のブランクがある中での試合の結果としてはよかったと思います。次はもっといいパフォーマンスができると思います」
約2年のブランクは「試合がキャンセルになり、コロナでもキャンセルが続き、試合をしようと思って去年日本に来たらまた試合がコロナでキャンセルになってしまい、その結果1年半くらい試合ができない状態が続いてしまいました」とのこと。
対戦した谷川については「相手は空手のバックグラウンドを持つとてもタフな選手との印象を受けました」と評し、「自分は日本に勝つためにやって来たので、相手が誰であろうと必ず倒そうとの気持ちで臨みました。そして自分の中の最初の目標としてKrushのベルトを獲りたい」と、Krush王座を狙うと宣言(現クルーザー級王者はK-Jee)。
「自分は大きな夢を持ってこの日本へやって来ました。どんな相手だろうと勝つつもりでいるし、最初の目標はKrushのベルトですが次はK-1のベルトを狙う。そして本当のチャンピオンを目指したい」と、最終的にはK-1王者を目指すのが夢だと語った。
また、次に戦ってみたい日本人選手を聞かれると「相手が誰であろうと一番強いチャンピオンと戦いたい。それが自分が日本に来た本当の目的です」と、早くチャンピオンと戦いたいという。
そして「チームのみんな、ウィラサクレックジムの皆さん、ファンのみんな、スポンサーの皆さん、今まで自分をサポートしてくれた皆様に感謝しております。皆さんのサポートがなかったら今の自分はいなかった。皆さんのサポートが間違いではなかったことを今後日本でチャンピオンになって証明していきたいと思います」と締めくくった。