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【K-1】レオナ戦で「1試合1試合の大切さ、重みを感じた」大岩龍矢は「相手の地元でKOする」

2020/10/15 14:10
【K-1】レオナ戦で「1試合1試合の大切さ、重みを感じた」大岩龍矢は「相手の地元でKOする」

自慢の強打をミットに叩き込む大岩。レオナ戦での敗戦を経て変化した姿を見せられるか

 2020年11月3日(火・祝)福岡国際センター『ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』にて、スーパーファイトのK-1スーパー・フェザー級3分3R延長1Rで朝久裕貴(朝久道場)と対戦する大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が、神奈川の所属ジムにて公開練習を行った。


 自慢の強打に加え、右ミドルキックとヒザ蹴りを交えたミット打ちを披露した大岩は「体調は問題ないです。練習もバッチリできています」と好調な仕上がり。

 7月にKrushスーパー・フェザー級王者レオナ・ペタスに挑戦するも判定で敗れ、「不完全燃焼な気分で出し切れなかった。それはレオナ選手の上手さだと改めて思います。でも出し切れなかったのでむちゃくちゃ悔いが残っていて。初めて味わった試合感覚でした」と、悔いが残る内容だったという。


「変な感覚でした。負けたのも悔しかったけれど、やり切れずに終わったのが…。3回タイトル挑戦して3回ともミスっているので、1試合に懸ける想いが甘かったのだと思います。やり切ると言うか。負けても試合は組まれるけれど1試合1試合の大切さ、重みをあの試合で感じて、当たり前ですがどの試合も負けられない。負けたら最後だというような1試合に懸ける気持ちをさらに感じました」と、試合に取り組む気持ちが変化したとする。


 しかし、落ち込んでいた期間は短く「気持ちの切り替えは早かったですね。すぐに試合したいと思いました。勝つまでずっと悔しい想いが続くので、勝たないと気持ちが乗らない」と、すぐにでも試合をしたいとの気持ちに切り替わった。


 対戦する朝久とは2016年1月17日のKrushで対戦し、朝久が判定勝ちを収めている。大岩は「以前やっているのでその時の印象はかなり強い選手だし、手足も長くて。弟(朝久泰央)が勢いに乗っていて、朝久空手の勢いがあるので、勢いのある選手だと思います」と評するが、何を警戒するかと聞かれると「自分は兄と弟の2人ともやっているですけれど、一番嫌なのがお父さんのセコンドの声がよく聞こえるんですよね。それが意識しています。声が通るんですよ」と、2人の父である朝久篤館長のセコンドの声が気になるとした。


 今回は福岡で敵の地元での試合となるが、「相手の地元なのでそれ乗り越えて、相手の地元でKOしたい。判定じゃなくてKOする気持ちでいます」とKOでリベンジするつもり。


 スタイルも「見直した」と言い、「なので今までとはちょっと違う大岩龍矢を見せられるのではないかと思います。多分。どう変わったかは内緒ですが、相手は感じるんじゃないかな。俺は変わったな、と。多分」と、“多分”は多かったものの「いろいろ進化したので大岩龍矢は変わったなって試合を見せたいと思います」と、変わった姿を福岡で見せたいと語った。

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