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【RISE】神村プロデューサーの檄に選手たちが奮起「自分自身に一番ぶち切れています」(紅絹)

2020/10/12 18:10
【RISE】神村プロデューサーの檄に選手たちが奮起「自分自身に一番ぶち切れています」(紅絹)

(左から)宮崎、百花、神村プロデューサー、紅絹、sasori

 2020年10月11日(日)神奈川・ぴあアリーナMMで開催された『Cygames presents RISE DEAD OR ALIVE 2020 YOKOHAMA』の一夜明け会見が、12日(月)都内にて行われた。

 会見には「GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」(女子8選手によるトーナメント)で決勝に勝ち残った3選手(寺山日葵は学業のため欠席)とリザーブマッチで勝利した宮崎小雪(TRY HARD GYM)、そして神村エリカ・トーナメントプロデューサーが出席した。


 冒頭、神村Pは「昨日の大会はお疲れさまでした。sasori vs平岡戦以外の試合はとても残念な内容だったと心から思います。何のためにトップを揃えているのか、大きな大会で魅せられる選手を選んだつもりなので、その力量が発揮できなかったのは残念に思っています。でも勝ち上がった4人は昨日の試合に満足していないと思うので、その気持ちを11月にぶつけていただければ昨日よりはいい内容になると思っています」と、昨日の総括に続いて厳しい言葉を投げかけた。


 大倉萌(大道塾吉祥寺支部)を延長戦の末に判定2-1で破った百花(魁塾)は「昨日の試合は反省点ばかり多くて面白い試合が出来なかったので、しっかり次は倒しに行く技を磨いてもっともっと前へ出て見せる試合をします。次は地元の大阪なので、ずっとやりたかった紅絹選手とやらせていただくのでモチベーションも高いし、気合いも入っているので絶対に倒して勝ちます」と、次は倒すと誓う。


 Ayaka(健心塾)に判定3-0で勝利した紅絹(NEXT LEVEL渋谷)は「昨日は期待していただいた大会で結果が出せず申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げて謝罪。続いて「こういった試合になったのは自分の責任でしかない、Ayaka選手の攻撃の強さにビビって勝ちにいってしまいました。映像を5回くらい見たんですが、見るたびにイライラするし、自分にガッカリです。自分の価値を下げたので、もう応援しなくていいです。バッシングしてください。全て受け入れます。自分自身に一番ぶち切れています。11月に全てを出し切りに行きます」と、自分に腹が立って仕方がないと悔しさを露わに。批判は全て受け入れるとした。

 次に関しては「大阪で試合をするのは初めてです。自分は大阪と岡山のハーフなので半分地元みたいなものです。知り合いはいないけれど。大阪だと派手な試合を好むので、分かりやすい試合をしないといけない。ここまで来たら負けを恐れず行くしかない。それは覚悟しています」と断言した。


 平岡琴(TRY HARD GYM)に判定3-0で勝利したsasori(テツジム/PRIMA GOLD)は、「昨日の試合は倒し切れずそれは残念でした。でも神村プロデューサーに褒めてもらえて大変嬉しいです。大阪は全てKOで勝って優勝して賞金で婚活します。(準決勝の寺山戦は)いつも通り“地獄の風車戦法”でボコボコにして勝ちます」と話した。


 神村Pは11月1日にエディオンアリーナ大阪で行われる決勝トーナメントについて、「昨日もお話ししましたが3週間で変わるのは不可能。ダメージもあるので、気持ちの切り替えしかない。RISEというベルトを懸けて戦うこと、63kgのトーナメントのベルトと同じデザインで作ってもらっている意味を自覚して欲しい。私は6本のベルトを持った中で一番RISE QUEENのベルトに誇りを持っているし、プライドがある中でプロデューサーをしています。私がいて、RENA選手がいて、紅絹選手と寺山選手が新しい時代を築こうとしていますが、高いところを見ていただかないとRISEのベルトは普通の選手が持つのはもったないベルトなので、そういう気持ちをもって上がってくれればと思います」と檄を飛ばす。


 それを受けて百花は「目の腫れがひどいので、腫れが引き次第練習に入って倒せる作戦を考えたい」、紅絹は「あまりいい試合をしていないのでダメージが少ないのは誇らしげに言えませんが、ダメージがないので明日から練習を始めたいと思いますし、考え自体はもう動き始めています。セコンドともやることは決まっています。(後輩の小林)愛三、壽美も試合があるので全員で勝っていきたい。一丸となってやれることを全て出し切るまでです。決勝トーナメントは1試合目で倒れ込んでも、決勝はやるしかないのでそれくらいの身体を作っていきたい」と、すぐにでも準備をしたいとする。sasoriは「この後、姫路まで走って帰ります」と言って笑いをとった。


 リザーバーになった宮崎も大阪で試合が組まれることが決まった。

「試合が決まってから正直言うと凄く不安 で怖かったんですが、リングに上がったら全部ひっくるめて自信に変わっていたのでそれが勝利につながったと思っています。11月も大阪で試合があるのでトップ戦線に食い込めるように頑張っていきたい。本戦に出場する選手は全選手トップ選手、強い選手だと思っているので、そこに食い込めるような試合をしたいです」と意気込んだ。

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