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【RISE】トーナメント最年少のAyaka「早く倒して50万ゲットしたいです」とKOボーナス狙う

2020/10/09 21:10
 2020年10月11日(日)神奈川・ぴあアリーナMM『RISE DEAD OR ALIVE 2020 YOKOHAMA』で開幕のキックボクシング最強女王決定トーナメント「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」。同トーナメントに出場するNJKFミネルヴァ・ピン級王者のAyaka(健心塾)が公開練習を行った。 AyakaはアマチュアでTOP☆RUN Girls-50kg第3代王座に就くなど、持ち前のアグレッシブさを武器に数々の勝利。2017年12月のアマチュアSBでは、那須川天心の妹・那須川梨々と対戦し、惜しくも判定0-2で敗れたものの、その強さを見せつけた。2018年4月にプロデビューし、2019年11月にはぱんちゃん璃奈を苦しめた祥子を破り、ミネルヴァ王座を獲得。今年2月のRISE初参戦で伊藤紗弥(尚武会)にテクニックで翻弄されたものの、3Rに右ストレートでダウンさせての逆転KO勝利。伊藤に生涯初のダウン&KO負けを味わわせて一気に知名度を上げた。  シャドーとミット打ちを披露したAyakaは、持ち前のパンチ力でミットの快音を響かせ、1回戦で対戦するRISE QUEENアトム級王者・紅絹(NEXT LEVEL渋谷)をKO予告しているボディブローを左右で繰り出した。 「普段通り、練習通りにやろうと思っています。紅絹さんも言っていた通り打ち合いたいのもあるし、距離感が上手い選手なので自分のペースに持っていく練習をしています。目の前には勝ちしか見えていないです」と、笑顔で話すAyaka。  トーナメント抽選会ではAyakaが先に枠を選び、紅絹がその対戦相手として選んだ形となった。そのことについては「純粋に嬉しかったです。おいしいなって思っています憧れの選手だったのでやってみたかったから。ウチよりトーナメントメンバーの中で身長が唯一低いんですよ。その選手がそれだけ上の方にいるのが純粋に凄いなって憧れになっていて。距離感がダントツで上手いじゃないですか。真似してみたいと思っています。ウチは距離感が悪いので見習いたいです」と、望むところだったという。 「女子にしては力を持っていると私は思っているので、倒せる力は紅絹さんに勝ててます」と、パンチ力には絶対の自信を持つ。「早く倒して50万ゲットしたいです」と、KOボーナス(1R50万円、2R30万円、3R20万円)も狙う。  現在7連勝中と絶好調で、その理由は「気持ちの問題やと思います」とする。今春に高校を卒業し、学校に行かなくなったことが「めちゃめちゃ大きいです」と練習に専念することができている。  ちなみに勉強は苦手だったようで、数学のテストで一桁の点数をとったこともあるとのエピソードも。一桁というのは何点だったのかと聞かれると、Ayakaは恥ずかしそうにピースサイン。「この“2”をビクトリーサインにしたいです」と笑う。 終始ニコニコしていたAyakaだが、その顔つきが変わったのは平岡琴(TRY HARD GYM)の「ぬるま湯に浸かっているチャンピオンたちに喝を入れようかなと思っています」との発言について聞かれた時だ。「私に勝ってから言ってみろと。ウチが勝ちますけれど」と強気。  さらに、百花(魁塾)が準決勝で「私は紅絹選手と試合がしたいです」と言ったことを聞くと、「そんなこと言ってたんですか! ウチが上がって行くので、もちろん百花選手も倒して行きます。紅絹さんはありません」と、勝ち上がるのは自分だと主張。そして「決勝は同じミネルヴァのsasori選手ですね。RISEのリングですけれど、ミネルヴァの凄さを見せたいと思います」とミネルヴァ勢がRISEのリングを席巻すると予告した。
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