2020年9月26日(土)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.117』の一夜明け会見が、27日(日)都内にて行われた。
会見にはメインイベントのKrushスーパー・バンタム級タイトルマッチで、挑戦者・軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)を判定3-0(30-27×3)の完封勝利で2度目の防衛に成功した玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)が出席。前夜の試合を振り返った。
「昨日の試合は良いところもあったんですけど、倒したかった試合です。練習してきたこと、ダウンをとったヒザ蹴りは練習していたし、試合の流れも練習通りにできたんですけど、もっとできることもあったので課題の残る試合だったと思います」
序盤からジャブが当たっていたことについて「流れの中でジャブが当たると思ったのでジャブを出しました」とその場での判断だったと言い、軍司がそれでもなかなか下がらなかったことは「それも想定内だったのでやりづらさはなかったです」と読み通りだったとする。
3Rにダウンを奪ったヒザ蹴りは「流れの中で出そうと思って練習していました。練習していたことが出たかなって感じです」と、練習の成果を出せた。
防衛に成功したことは「とりあえずよかったなと思います。次はK-1のベルトを獲りたいので頑張ります。スーパー・バンタム級のトップ選手は全員倒しているので、あとはチャンピオンしかいないと思っています。もし武居選手と試合が決まれば、K-1 JAPAN GROUPで一番レベルが高くて面白い試合ができると思います」と、武居由樹との再戦につながったとした。
「お互い前回やった時より落ち着いていて、前よりレベルが高いところで試合ができたと思います。K-1大阪ではチャンピオンが2人負けていたし、試合は何が起こるか分からないと思って、気が引き締まりました。またKrushもいいカードがそろっていたので、大阪大会に負けない、面白い試合をしたいと思って戦いました」と、9月22日(火・祝)エディオンアリーナ大阪・第1競技場で開催された『K-1 WORLD GP~K-1秋の大阪決戦』を意識していたことも明かした。
最後には「これからもっとレベルを上げて、もっと強い姿を見せるので応援よろしくお願いします」とファンにメッセージを送っている。