K-1K-1
K-1
ニュース

【K-1】加藤久輝を破った杉本仁、3連勝の瓦田脩二、激しい打ち合いを制したTETSUの一夜明け会見

2020/09/23 21:09
【K-1】加藤久輝を破った杉本仁、3連勝の瓦田脩二、激しい打ち合いを制したTETSUの一夜明け会見

加藤を破り、国内クルーザー級戦線で一気に頭角を現した杉本 (C)K-1

 2020年9月22日(火・祝)エディオンアリーナ大阪・第1競技場で開催された『K-1 WORLD GP~K-1秋の大阪決戦』。その一夜明け会見が23日(水)大阪府内で行われた。

 第5試合のスーパーファイトK-1クルーザー級3分3R・延長1Rで、杉本仁(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)は延長戦の末に加藤久輝(ALIVE)からダウンを奪い、判定3-0(10-8×3)で金星。

 加藤はK-1王座、Krush王座に挑戦したクルーザー級の日本人トップクラスで、杉本は2019年のKrush初代クルーザー級王座決定トーナメント準決勝でK-Jeeに敗れて試合から遠ざかり、今回が約1年4カ月ぶりの復帰戦だった。


「昨日の試合は久しぶりの試合で、復帰戦ということで、延長でダウンを奪って勝ててホッとしています。(自分の中でターニングポイントや勝ちにつながったポイントは?)1Rを凌いだのが結構大きいなと思っていて、それで後半は盛り返そうという気持ちになったので、そこですかね。(判定で決まらず延長を聞いた時の心境は?)自分の中では延長行くかなぐらいだったんですけど、行けばいけるっていう気持ちだったんで、ここは気を引き締めやろうと思いました。

(セコンドの声をも聞こえていたような印象があるが、落ち着いて戦えた?)1Rは焦っちゃったんですけど、2R、3Rは落ち着いて戦えたと思っています。(クルーザー級王者のカリミアンと試合している加藤選手に勝ったことでさらに上をと考えていると思われるが、今考えている目標や対戦したい相手は?)チャンピオンとはやってみたいなとは思っているので、そんな感じですかね。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日は応援ありがとうございました。またこれからちょっとずつ勝っていくので、応援よろしくお願いします」


 第3試合のスーパーファイトK-1ライト級3分3R・延長1Rで、SEIYA(MAD MAX GYM)から判定3-0で勝利した瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)。独特なスタイルで、これで3連勝を飾った。

「昨日目尻を縫っちゃって、今サングラスをつけさせてもらってます。昨日の試合は、自分の中でけっこうボクシングを練習して自信があって、もっとできるかなっていうイメージだったんですけど、まだまだ課題が残るような試合内容だったと思います。あと、初めてカーフキック(ふくらはぎを蹴るローキック)をもらったんですけど、ちょっとカーフキックが嫌いになりました(苦笑)。

(足を引きずっているがダメージが残ってる?)試合中はアドレナリンも出て痛くなかったんですけど、終わったあとはアドレナリンが切れてきて、だんだん痛くなってきて腫れてきてという感じで。ちょっといまは痛いです。でも、全然大丈夫です。(試合を観て反省点が多かった?)試合をやっていても思ってたんですけど、映像を見て改めて。自分の一つ前の試合のTESTU選手や、自分の次の朝久選手が激しい打ち合いをしていたのに、自分はまだまだ盛り上げられてないと思って悔しかったです。


(実際にSEIYA選手と戦ってみて、印象は違った?)いや、もともと気持ちの強い選手だと思ってたし、イメージどおり、スネも硬かったしっていう感じですね。(11月の福岡大会への気持ちは?)地元で試合をやることには本当に思い入れも強いですし、メチャクチャ出たい気持ちです。あとは身体とちょっと相談して、どうするか話して決めていきたいなと思っています。

(ファンにメッセージを)昨日は応援ありがとうございました。無事、K-1で勝つことができてホッとしてます。全然、まだ自分の実力を出すことができてないので、これからもっと強い自分を出せると思うので、期待して応援してください。ありがとうございました」


 第2試合のスーパーファイトK-1スーパー・フェザー級3分3R・延長1Rで、西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO)との激しい打ち合いを制して判定3-0(30-28×2、30-29)で勝利したTETSU(月心会チーム侍)。スーパー・フェザー級に転向してこれで2勝目をあげた。

「昨日の試合はとにかく自分の中で楽しむことを目標にしていて、楽しむことができました。(自分の試合を映像で見た感想は?)自分で映像を見て、足りへん部分ばっかり見えてしまったというか。いいところもあったかなと思うんですけど、やっぱりまだまだ成長できる部分がいっぱい見つかったと思うので、これからが楽しみです。(今回は月心会の三連勝の皮切りになる勝利だったが?)絶対に月心会で3連勝しようということを、みんなで有言実行できてうれしいです、僕もいいスタートダッシュが切れてよかったと思ってます。


(今後の目標は?)強い相手に勝つことができたんで、これからもっともっと強い相手をぶつけてきてほしいなって思ってます。(具体的に戦いたい相手は?)60kgはメチャメチャ強い選手ばっかりいるので……そんな感じです(笑)。(60kgでの手応えは?)やっぱり、まだ全然フィジカルが足らへんなっていうのは動画を見て思ったし、まだまだ成長できる部分しかないなってことで、これからも60kgでがんばっていきたいと思ってます。

(ファンにメッセージを)昨日は応援ありがとうございました。みんなと一緒に楽しい、入場とか試合とかできて、よかったです。これからもベルト目指してがんばっていくんで、応援よろしくお願いします。ありがとうございました」

 なお、第1試合のスーパーファイトK-1スーパー・ライト級3分3R・延長1Rで泰斗(韓国/LEOPARD GYM)から3R1秒、ドクターストップによるTKO勝ちを収めた近藤拳成(大成会館)は、顔に湿疹が出て病院に行ったため欠席となった。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.334
2024年9月21日発売
UFCデビューの朝倉海をビリー&エリーHCと共にインタビュー。またUFC6連勝で1位ロイヴァルと戦う平良達郎、DJの引退インタビュー、期待のプロスペクト、格闘技の新しいミカタを特集!
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント