沖縄空手で鍛えた拳で18回のKO劇を見せてきた中村が引退
“琉球鉄拳”中村広輝(赤雲會)が9月20日に引退を発表。REBELSでは中村の功績を称え、2020年12月6日(日)東京・後楽園ホール『REBELS.67』で引退式を行うことを決定した。
REBELSは当初、11月8日(日)後楽園ホール『REBELS.67』が年内最終興行の予定だったが、今大会を追加決定。昼夜興行として開催する。
(写真)2016年3月の山口裕人戦ではダブルノックダウンで場内を沸かせた
中村は1985年9月20日、アメリカ・ロサンゼルス出身。沖縄国際大学卒。沖縄空手をベースに持ち、一撃必殺の剛拳を武器に活躍。2007年に全沖縄ライト級王者、2008年にOMAFライト級王者、2012年LEGEND初代ライト級王者、2013年TENKAICHIスーパーライト級王者とステップアップしていった。
東京ではREBELSを中心に、Bigbang、J-NETWORK、Krushなどに参戦。倒すか倒されるかの試合を毎回繰り広げ、特に2016年3月の『REBELS.41』で山口裕人とダブルノックダウンとなった一戦は印象深い。2019年3月に地元・沖縄で開催された『TENKAICHI 93』でリュウイチ(K-style)に判定で敗れた一戦が最後の試合となった。生涯戦績は24勝(18KO)16敗2分。