2020年8月30日(日)東京・後楽園ホールにて開催された『REBELS.65』のダブルメインイベント第1試合【創世のタイガ presents】]REBELS-BLACK 女子46kg級初代王座決定戦で、MISAKI(TEAM FOREST)を判定3-0(30-29、30-28×2)で破り初代女王の座に就いたぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)が、自身のYouTubeチャンネルにて減量の様子を公開した。
計量の24日前から記録撮影がスタートし、この日は朝の時点で51.50kg。契約体重の46kgまであと5.5kgで「今までで一番減量が多い」とのこと。4戦目から6戦目まで4.5kg、7戦目は5kgだったということで筋肉量が増えて身体が大きくなっているのと、コロナの自粛期間でジムワークがあまりできなかったことが理由だという。
「体脂肪が半年も試合していないので21%もあります」と苦笑いするぱんちゃん。ちなみに女性の体脂肪率の平均は20~25%が健康的だと言われている。ぱんちゃんの場合、試合時には11~14%になっているという。
昼は焼肉弁当、夜はささみ鍋かそばを食べていたが、12日前には「最初の5日で1.4kg落ちたんですが、その後は7日間停滞しています」とやや焦りの表情。身体の中に水分が溜まっている、体脂肪が初めて20を超えて落ちにくい身体になった、などの理由をあげた。
しかし、免疫力を低下させないための早めの減量だったことが功を奏し、その後は順調に落ちて計量5日前の段階であと500グラムに。「夜にお鍋を食べる余裕がなくて、自分へのご褒美にアイスを毎日1個食べています」と、アイスを食べて減量しているという。
計量まであと40時間になると「あと2.7kg。2kgは水抜きする(アマチュアの時からそうしているという)ので、あと700グラム。水抜きに備えてここからはカロリーが高くても塩分だけ気にします。まずは焼き芋。それと干し芋、塩分のないうどん」と塩分の少ない食べ物を紹介し、カットフルーツも食べる。「空腹が我慢できないタイプなので小分けに食べたいんですよね。だから食べて、その分は水で抜きます」と、絶食することはなく食べながら練習で落としていく。絶食すると練習に身体が耐えられないようだ。
計量まであと19時間の段階でもフルーツを食べ、「美味い」と嬉しそうなぱんちゃん。「かなりしんどいのはしんどいんですけれど」と言いながらも、笑顔を見せて過酷な減量の悲壮感は感じさせなかった。
近い将来、ひとつ上の階級に上げることも視野に入れているが、現在のところは「身体が締まっていないし、それだと節制をしないので」と、徐々に身体を作っていくとしている。