トーナメントに出場する(左から)鵜澤、小島、高橋、大石
2020年9月5日(土)東京・新宿FACE『KHAOS.11』の前日計量&記者会見が、4日(金)都内にて13:00より行われた。
毎大会、様々なコンセプトで開催されるKHAOS。今回は「DREAM KHAOS」(ドリーム・カオス)という4選手参加のワンデートーナメントを開催。しかも、優勝者は「夢」を叶えることができるご褒美付きとなっている。
出場選手は夢を考え、名前を伏せた状態で夢を事前公開。そして、大会当日に優勝者は自分の夢が何かを発表し、その夢を叶えてもらうという主旨の大会だ。
バンタム級準決勝第1試合で対戦する鵜澤悠也(K-1ジム五反田チームキングス)はリミットちょうどの53.0kg、小島卓也(優弥道場)は52.3kgで計量をパス。第4試合バンタム級準決勝第2試合で対戦する高橋享祐(戦-IKUSA-GYM)は52.6kg、大石和希(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)は52.7kgでそれぞれ計量をパスした。
その後の会見で大石は「2試合KOする準備をしてきました。相手の試合は何回も見ましたが、けっこう自分と似てると思ったので明日は打ち合ってもらえたら嬉しいです。僕はアマ時代からKOを狙って戦ってきたので、しっかりKOしたいと思います。凄くみんな大変な状況で試合ができることに感謝します。明日はABEMAで見る人もいっぱいいるので、少しでも元気を与えられたらと思います」とKO宣言。
高橋は「明日は自分のやってきたことを信じて優勝します。(大石と)さっき目を合わせて、いい目をしていると思ったので楽しみです。どういう勝ち方とかではなく、自分の戦い方をするのを徹底します。明日は自分が優勝するところをお楽しみに」と、優勝しか考えていないという。
小島は「明日は今まで練習してきたことを出して頑張ります。さっき(鵜澤と)向かい合った時に強い男だと感じたので頑張って勝ちたい。明日は自分と道場の仲間を信じて自分の全てをぶつけます。どんな状況でもしっかり勝ちます」と意気込む。
鵜澤は「明日は圧倒的な力の差を見せて優勝するのでお楽しみに。(小島の)アマの試合を何試合か見ましたが、ガンガン来るのかなと思うのでバチバチの楽しい試合ができたらと思います。こんなところで苦戦していた先が思いやられるので、圧倒的な力の差を見せたい。決勝はメインなので、そういう意味でも見ている人を楽しませるような、感動させるような試合をしたいと思います」と、圧勝すると言い放った。
また、会見では優勝した選手が叶える“夢”が発表された。「Krushの本戦で試合がしたい」「K-1公式YouTubeチャンネルの企画に出たい」「ジムに最新のトレーニング器具を置きたい」といった夢の中に、一人だけ「KHAOSガールズと食事会がしたい」という不埒な夢を見る選手が。
KHAOSガールズの3名は2人がグラビアアイドル、1人がイメージガールで「レベルが高い」とファン・関係者の間でも話題となっている。
誰がその夢をあげたのかは優勝しない限り明らかにされないが、4選手にその夢をどう思うか聞いてみた。
大石は「凄くいい夢だと思います。可愛い人がいっぱいるので勝ったら食事したいと考えているのかと思います」、高橋は「楽しそうだなと思います。でも、自分は何も話すことがないかな。緊張します」、小島は「僕と食事してもそんなに楽しくないと思うので…。無口ですし、もくもくと食べるので」と、それぞれの個性が分かるような反応。
最後に鵜澤は「自分も女が大好きなので。そんな夢を言う人がいるんだと思いました。別に女には困ってないですけれど、優勝したらKHAOSガールズとご飯に行ってやってもいいかなと思っています」と、かなり強気な発言をして会見場に笑いを起こした。
▼第7試合 KHAOSスーパー・フェザー級 3分3R・延長1R
鈴木一晴(キックボクシングアカデミーROOTS)=59.6kg
新井優騎(Y’ZD GYM)=59.2kg
▼第6試合 KHAOSスーパー・ライト級 3分3R・延長1R
川越亮彦(K-1ジム総本部チームペガサス)=64.7kg
齋藤紘也 (WSRフェアテックス三ノ輪)=64.4kg
▼第5試合 KHAOSライト級 3分3R・延長1R
鈴木孝司(K-1ジム蒲田チームキングス)=62.4kg
山下和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)=62.2kg