2020年9月22日(火・祝)エディオンアリーナ大阪・第1競技場『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』で、スーパーファイトのスーパー・ライト級3分3R延長1Rで平山迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と対戦する不可思(クロスポイント吉祥寺)が2日(水)都内所属ジムにて公開練習を行った。
公開練習後のカコミ取材で、不可思はWBA世界ミドル級王者・村田諒太(帝拳ジム)と一緒に野球観戦したと言い、その時に話をして感銘を受けたという。
「村田さんも超一流じゃないですか。本物というか。聞きたいことがいっぱいあって野球そっちのけで質問攻めしたんですが、直接触れてみて貴重な話をたくさん聞けました。長くやってきて自分としてはキャリア終盤だって感覚である意味落ち着いてきた感覚があったんですが、まだまだこんなところで落ち着いた気持になっていたらダメだなって気持ちになって。30歳くらいで辞めようと思っている(現在29歳)という話をしたら『パフォーマンスが上がっている実感があるなら、数字で決めないで続けてもいいんじゃない』って。年齢を気にしなくてもいいんじゃないと言われたんです。辞める気持ちがあったんですが、いま強くなっている実感があるので、まだまだこれからだなって気持ちになりました」と、30歳を目途に引退との考えがなくなったという。
「試合前の気持ちの持ち方とか、どういう気持ちで試合に向かっているかを聞いて、俺もちょっとでもこういうレベルの人になりたいと思って。いい刺激をもらいましたね」と、試合前に大きな収穫があったと語った。