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【REBELS】“若き暴君”龍聖「ベルトには興味ない。強いヤツをぶっ飛ばしたい」、白幡裕星は老沼戦を改めてアピール

2020/08/31 11:08
【REBELS】“若き暴君”龍聖「ベルトには興味ない。強いヤツをぶっ飛ばしたい」、白幡裕星は老沼戦を改めてアピール

REBELS期待の若手である龍聖(左=19歳)と白幡(右=18歳)

 2020年8月30日(日)東京・後楽園ホールにて開催された『REBELS.65』の第5試合52kg級REDルールで、濱田巧(team AKATSUKI)に判定3-0(30-28、30-29×2)で勝利した白幡裕星(橋本道場)と、第4試合57.5kg級BLACKルールで千羽裕樹(スクランブル渋谷)に1R59秒、KO勝ちした龍聖(TRY HARD GYM)が31日(月)都内にて行われた一夜明け会見に出席した。


 龍聖は「一番盛り上げられたのではないかと思うのでよかったです」と感想を述べたが、「まとめるところで精度も落ちていたのであまり嬉しくないですね。もっとできたんじゃないかと思うし、穴もあるので改善していかないといけないことがあります。(HIROYAには)もっと大技で倒して欲しかったと言われました。ノッブ(タイ人コーチのノッパデッソーン)からは試合前にいろいろあったんですけれど、改善しよう、ここ危ないでしょうとそういうことを言われました」と試合を振り返る。

 試合後のマイクでも触れていたが、ノッパデッソーンコーチと何があったのか。龍聖に聞いた。


「勝ったから言えるんですが、夏が暑すぎて熱中症になって死にそうになっていたんです。それで動けないのに、タイ人は練習で頑固で真面目なので、オーバーワークで体重も落ちなくて。試合の時は小さい頃からずっと見てもらっていてお父さんのような存在なんですが、初めて挨拶とミット中以外は話さなくてそのまま試合になりました」と、不仲になっていたという。

「そんな状態だったので不安もありました。試合前に謝って、今日やるからって。それで試合したんですが、ああいう結果で勝ててよかったです。昨日はああいう展開で決まって圧勝になっていますが、向こうのペースになったら長引くと思ったので、そういう展開になったら(平岡)琴ちゃんとerikaみたいなダルい展開になっていたと思うので、ハイキックが効かせられてよかったですね」と、試合前も含めてラクな試合ではなかったという。

 今後については試合後のマイクでも宣言した通り「今まで5戦やって来たが大した選手がいなかったので、倒しても“別に…”って感じだったので名前のあるヤツとやってぶっ飛ばしたいと思います」と、名前が知られている強豪選手と戦いたいとアピール。他団体のチャンピオンクラスということでベルトが欲しいのかと聞かれると、「団体がありすぎて誰が一番なのか分からないので興味ないです」と断言。さらに、REBELSのベルトなら? と聞かれても「興味ないです」と言ってのけた。


 白幡は「昨日はなんとか勝つことできました。ありがとうございました。もっと盛り上げたかったですけれど、左ミドルは練習してきた成果は出たかと思います。5Rで見たかったってお客さんからも言われることが多かったんですが、5Rでも勝てる感じでした。(相手のローは)前足は狙われると思っていたので、ダメージはないですね」と試合を振り返る。


 試合後のREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者・老沼隆斗(STRUGGLE)への対戦アピールについては「コロナの影響で外国人選手が呼べないと思うので、日本人で挑戦権を持っているのは僕しかいないと思っているので戦いたいです」と改めて挑戦を表明した。

 昨日着用したガウンは彼女の手作りだったという話も。「けっこうああじゃないこうじゃないって言って作ってもらいました。(安本)晴翔先輩のお母さんから『作ってもらいなよ』って言われて作ってもらいました」と、照れながら明かした。

 また、試合前に動画で公開して話題となったミドルキックの“高速連続蹴り”に関して「30秒で70発くらい蹴れるようになりたいですね」と話している。

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