【REBELS】新王者バズーカ巧樹、2週間前に負傷して欠場の可能性もあった

あばらを骨折して全く動けない状態になったというバズーカだが、見事に王座を奪取

　2020年8月30日(日)東京・後楽園ホールにて開催された『REBELS.65』のダブルメインイベント第2試合【無法島 presents】REBELS-BLACK 63kg級タイトルマッチで初代王者・丹羽圭介（TEAM KSK）を判定3-0（30-29×3）に破り、第2代王座に就いたバズーカ巧樹（菅原道場）が31日（月）都内にて行われた一夜明け会見に出席した。

「予定通り普通にやって普通に勝ちました。押忍」と、相変わらず無口なバズーカだが、実は試合前に大怪我を負っていたことを山口元気REBELS代表が明かした。バズーカは2週間前に大型のMMA選手とスパーリングをした際、あばらを骨折して全く動けないような状況になり、欠場するかもしれないところまでいったという。「勝ったから話してもいいよ」と菅原忠幸会長に促され、バズーカは次のように話した。

「まあ、骨は折れたんですが、負ける気もしなくて。痛み止めを打ったら骨がくっついた気がして全く問題なく試合に臨めました。まあ、左側だったのでサウスポーに構えて（攻撃を）もらわなければ平気なので。怪我のおかげでいつもよりは集中できました。押忍」

　そんな状態でありながら激闘を制して新王者に輝いたわけだが、バズーカは「全然ダウンも取れず倒していないので、全然ダメなので鍛えなおします。押忍」と自分にダメ出し。

　自身のSNSには滝浴びをした画像を掲載していたが「滝浴びで毒が流れたので、そのおかげでいい試合になりました。浴びてよかったです。押忍」と効果があったという。

　今後については「自分は強いヤツとやりたい。西岡蓮太に負けたのでそこにリベンジして、もっと強いヤツとやっていきたいです。押忍」と、まずは2月のKNOCK OUTで行われた「無法島GRANDPRIX」64kg初代王座決定トーナメントの決勝戦で敗れた西岡にリベンジしたいという。

　山口代表は「KNOCK OUTのタイトルマッチも昨日既に西岡選手は出れますかとシュートボクシングさんにお話ししました」と、すでに交渉に入ったと説明した。