“日本人キラー”の異名を持つピンサヤーム(左)が久井と対戦。復帰後、初の日本人選手との対戦となる
2020年10月18日(日)エディオンアリーナ大阪第2競技場で開催される『QP PRESENTS HOOST CUP KINGS OSAKA 5』の追加対戦カードが発表された。
昨年12月の名古屋大会で復帰を果たした、ムエタイの“レジェンド”元ルンピニースタジアム2冠王マキ・ピンサヤーム(真樹ジムAICHI)がHOOST CUP大阪大会に登場、地元大阪のJAPAN KICK INNOVATIONスーパーフェザー級王者・久井淳平(多田ジム)と対戦する。
元ルンピニースタジアム認定バンタム&スーパーバンタム級王者のピンサヤームは2009年6月に初来日して以来、日本人選手を相手に圧倒的な強さを見せつけ、日本での戦績は22勝(8KO)3敗2分。“日本人キラー”の異名を持つ。2018年9月に一度引退試合を行ったが、2019年12月に復帰。ヘンリー・セハスから延長戦の末に勝利を収めた。
このレジェンドに挑む久井は、昨年の大阪大会こそ元NJKF王者のtatsu魅に敗れているが、サウスポーのトリッキーなスタイルから繰り出す左ミドル、左ストレートを武器に2019年3月、JAPAN KICK INNOVATIONスーパーフェザー級王者になり今年1月には櫻井健に勝利して防衛に成功している。
ヒジ打ち・首相撲ありのEXルールで久井が引導を渡すのか、それともピンサヤームがレジェンドの変わらぬ強さを見せつけるのか。
(写真)匡志YAMATO(左)vs剛王
また、72kg契約3分3R延長1RではHOOST CUP EX日本ミドル級王者&NJKFスーパーウェルター級王者の二冠王・匡志YAMATO(大和ジム)がGLADIATOR武士道ミドル級初代王者・剛王(Raja bangsa/FIGHTLAB JAPAN TOP TEAM)と対戦。
匡志は昨年12月の名古屋大会で、難攻不落のHOOST CUP EX日本ミドル級王者チューチャイ・ハーデスワークアウトジムをフルマークの判定勝利で破り、ホームタウンのNJKFスーパーウェルター級王者に続き2冠王となった、対する剛王はJ-NETWORK、Krush、K-1、英雄伝説などに参戦するベテラン選手で、空手をバックボーンにトリッキーなスタイルから繰り出される強打で勝っても負けてもKOというファイター。
匡志が堅実な試合運びと強烈なローキックで沈めるか、剛王が必倒の一打を当てるか。
<決定対戦カード>
▼60kg契約 3分3R延長1R EXルール
マキ・ピンサヤーム(真樹ジムAICHI/元ルンピニースタジアム2冠王・元MA日本フェザー級王者)
久井淳平(多田ジム/JAPAN KICK INNOVATIONスーパーフェザー級王者)
▼72kg契約3分3R延長1R
匡志YAMATO(大和ジム/HOOST CUP EX日本ミドル級王者・NJKFスーパーウェルター級王者)
剛王(Raja bangsa/FIGHTLAB JAPAN TOP TEAM/GLADIATOR武士道ミドル級初代王者)