K-1K-1
K-1
ニュース

【Krush】トーナメント出場4選手が計量パス、近藤魁成「衝撃的なKOでチャンピオンになります」

2020/08/28 06:08
 2020年8月29日(土)東京・後楽園ホール『Krush.116』で行われる「第7代Krushウェルター級王座決定トーナメント」に出場する4選手が、28日(金)都内にて13:00より計量を行い全選手が一度目でパスした。  準決勝第1試合で対戦するKOSウェルター級&スーパー・ウェルター級王者・一吉(RAOU JAPAN)は66.6kg、Bigbangウェルター級王者・山際和希(谷山ジム)は67.4kg、準決勝第2試合で対戦する近藤魁成(大成会館)は67.4kg、海斗(ポゴナ・クラブジム)は67.1kgでそれぞれリミットの67.5kgをパスした。その後の調印式を経て、4選手は記者会見に出席。  加藤虎於奈の欠場を受けての参戦となった山際は「急なオファーいただきましたが普段から節制していますし、スパーリングもトレーニングもハードにしているのでコンディションに問題はありません。明日は派手に暴れたいと思います」と、スクランブル出場にも問題ないという。  同じく松岡力の欠場を受けての参戦となった一吉は「今回私も急なオファーをいただきましたが、地方の選手である私にこんな大きな大会に出場できるチャンスいただきましてありがとうございます。しっかりこのトーナメントという最大のチャンスを勝ち取ってベルトを巻くと共に、K-1福岡大会に僕も加えていただけるようにしっかりアピールさせていただきたいと思います」と、ベルトを獲得してのK-1参戦を目論む。  海斗は「減量も上手いこといってあまりいつもよりしんどくないので、明日は身体がどうなっても2回勝とうと思っています」と絶好調で臨む。  近藤は「明日は自分に課題を持って戦いたいと思っているので、その課題をクリアーするために2試合ともKOしたいと思います」と準決勝・決勝共にKOで制すと宣言した。  計量を終えてのコンディションと初戦の対戦相手の印象については、次のように答える。  山際は「減量は問題なかったので余裕でパスできると思っていました。相手は映像を見て気持ちの強い選手で、回転が速いので一吉選手に仕事をさせない試合をしたい。トーナメントなので出来るだけ早い段階で倒しに行きたいです」と、一吉の持ち味を出させずに早めに仕留めるとする。  一吉は「計量が終わって同じく調子も良くて。体重も落ちたので気にかけていません。山際選手は綺麗に戦う。足を武器にして戦うという印象でしたが、今パンチに力を入れているということで試合をするのが楽しみになりました。あとは僕に仕事をさせないと言われたので、自分の仕事ができるようにバチバチ打ち合いたいと思います」と、山際にそうはさせないと返答。  海斗は「減量と計量後は計画通りで心配ない。近藤選手の印象は変わらず万能なファイター。正統派な。だから僕の持ち味が出たら苦手なタイプになると思うのでガンガン行きます」と、持ち味を出したいとした。  近藤は「今までで一番いいくらい調子がいい。海斗はパワーがあって勢いがあるなと思っていて、明日はガツガツ来て欲しいと思います」と、ガンガン来るのは望むところと答えた。  当初のメンバーから変わってしまったことに海斗は「虎於奈君が出られなくなったのは決勝でやるつもりだったので残念ですが、先にチャンピオンになっておこうかなと。近藤選手のことしか考えていなかったし、ベルトが欲しいだけなので特に気にはしてないです」、近藤は「2人とも逆ブロックは変わってしまいましたが、僕と海斗選手の試合があれば盛り上がると思っていますし、僕が決勝に上がるので盛り上がると思います」と、特に気にしていないと口を揃えた。  逆に優勝すれば王者というビッグチャンスを得た2人は次のように話す。  山際は「前回3月に近藤選手とやって自分の中で得たものが多かった。こうすればトップに勝っていけるというものを自分の中で見つけました。4月1日から練習を開始してずっといい感じで出来ていたので、急なオファーでもチャンスだと思いました」と、気づいたことを早く試したかったという。  一吉は「オファーをいただけて凄く嬉しい、やる気に満ち溢れました。今までも急なオファーはありましたし、それは地方選手あるあるで、いろいろな経験をしているのでそこは全然関係ないです」と慣れているとし、「僕のスタイルは粘り強さ。不器用ながらガツガツ打ち抜いて蹴って、最後まで立っていることです。それが出せればK-1福岡大会にも呼んでもらえると思います」と、持ち味を発揮して活躍を見せたいとした。  また、第2代Krushウェルター級王者の野杁正明、第6代Krushウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノルが近藤の優勝を予想していることについて本人は「トップ選手にそう言ってもらえるのは嬉しかったですが、嬉しい止まりではダメだと思います。僕もそのトップに入り込めるように、絶対に優勝してチャンピオンになりたいと思います」と、ベルトを巻いてその2人と肩を並べたいと力強く答えた。  最後に、山際は「みんなの予想をいい意味で裏切れるように僕らしくない前へ出るスタイルで倒しに行きます」、一吉は「僕の試合を初めて見る人が多いと思いますが、アツく震える試合をします」、海斗は「応援してくれるみんなにはベルトを持って帰る。近藤選手が優勝すると思っている人たちには、その期待を裏切ります」、そして近藤は「明日はいい試合をして衝撃的なKOでチャンピオンになります」と、それぞれ宣言した。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント