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【RIZIN】榊原CEO、朝倉未来と最終調整中「『YouTuberじゃなく、自分は格闘家だ』とはっきり言いました」

2020/08/27 00:08
 2020年9月27日(日)さいたまスーパーアリーナでの開催が発表された『RIZIN.24』に向け、8月26日の会見で、那須川天心(TARGET/Cygames)vs.皇治(TEAM ONE)がいきなり決定。さらに、朝倉未来(トライフォース赤坂)の参戦が「最終調整中」であることが分かった。会見後、榊原信行RIZIN CEOが囲み取材で明かしたもの。  同大会は2019年大晦日の『RIZIN.20』以来、9カ月ぶりにフジテレビ地上波でのゴールデンタイム(20時から21時54分)での全国放送(一部地域除く)が決定。その地上波放送に合わせるために、試合数は「9試合から多くて10試合程度」に収められるという。  榊原CEOは、「20時の放送に“ドーン”と(生放送を)持ってくるために、フジテレビさんと少なからず尺調(映像の長さを調整)があるので、今回は休憩時間があると思います。あまり試合数が多いと、密になる時間が多くなる。できれば9試合でコンパクトにまとめたい」とし、8月9日&10日の横浜2連戦での休憩無しのノンストップ興行と異なり、今回は休憩を挟むことを示唆。  その限定された9試合のなかで、「放送できるカードは4、5試合。当然、朝倉兄弟──『兄弟』と言いましたけど、未来もそうだし、海も(連続)参戦の可能性があります。女子で言えば、浜崎朱加選手、浅倉カンナ選手ら、地上波の放送枠で勝負できるなという選手たちの試合をラインナップしていければいいなと思います」と、地上波放送の構成案を語った。  8月10日のフェザー級戦では、修斗世界フェザー級王者・斎藤裕(パラエストラ小岩)が摩嶋一整(毛利道場)をヒザ蹴りでTKOに下した試合後、解説席で見届けた未来が「これが1位の戦いなら、俺がやってやりましょうかね。僕もベルトを獲るので、次の大会で(試合を)やります」と出場を表明している。  榊原CEOは、未来の出場について、「朝倉未来とも最終調整に入っています。対戦相手をどうするかが大きなポイントです」と、最終調整中だとし、「本人も『YouTuberじゃなく、自分は格闘家だ』とはっきり言いましたし、格闘家として生き様を見せるには持ってこいのタイミングなので、対戦相手も含めてモチベーションを高めてもらえるような環境を整えられると思います」と、マッチアップの手応えを語っている。  全9試合から10試合という9月27日のさいたまスーパーアリーナ大会。那須川天心vs.皇治、朝倉兄弟、女子戦……そしてどの階級に焦点が当てられるか。日本の王者クラスが集うという“聖地”での開催は、年末大会へと繋がるものになるか。
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