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【修斗】大尊伸光がマックス・ザ・ボディと激突! 工藤諒司vs.野瀬翔平、西川大和vs.椿飛鳥、永尾音波vs.中村未来ほか激熱カード6試合追加!=9月19日(土)渋谷

2020/08/26 09:08
【修斗】大尊伸光がマックス・ザ・ボディと激突! 工藤諒司vs.野瀬翔平、西川大和vs.椿飛鳥、永尾音波vs.中村未来ほか激熱カード6試合追加!=9月19日(土)渋谷

(C)サステイン

 2020年9月19日(土)会場を後楽園ホールから渋谷・TSUTAYA O-EASTに変えて開催されるプロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol,6 Supported by ONE Championship」昼夜大会で、新たに追加6カードが発表された。

▼ウェルター級 5分3R
大尊伸光(世界ライト級1位/野田ボディビル同好会)※所属変更
マックス・ザ・ボディ(カメルーン/BRAVE)

 まずは2年振りの修斗復活となる元環太平洋王者・大尊伸光(野田ボディビル同好会))の試合が決定。修斗で田口泰地、AB、田中有を相手に3連勝後、2018年大晦日にRIZINに参戦し、後のライト級トーナメント優勝者トフィック・ムサエフに2R TKO負けを喫したが、その後、長年蓄積されたダメージのメンテナンスを徹底的に行い、満を持しての復帰戦を迎える事となった。


(C)RIZIN FF

 その対戦相手となるのは宮田和幸主宰のBRAVE所属、カメルーン出身のマックス・ザ・ボディだ。GRACHAN、ZST、GLADIATOR、DEEP等で活躍するマックス・ザ・ボディは、ZST王者の小金翔と判定まで持ち込む実力者。2019年4月には「GLADIATOR 009」でプロシューターのウエタ・ユウに判定勝ち。2020年6月には、無観客試合として開催された『TTF CHALLENGE 08』で、村岡倫行を相手に終始プレッシャーをかけ続け最後は左フックからのパウンドでKO勝利を決めている。

 強烈な左フックからの1発で沈めたパンチ力は圧巻の一言。日本屈指のハードヒッター大尊伸光と最高の肉体を持つ男マッスル・ザ・ボディ。この2人のマッチアップならば判定は必要なし。ド迫力のKO決着に期待大だ。マッスル対決を制するのは、大尊かマックスか!?

 マックス戦の決定に大尊は、ツイッターで「大尊ファンの皆様お待たせしました。久しぶりに試合します! 闘病中の母親に、息子の強い姿を見て喜んでもらうためにも絶対に勝ちます」「俺のボディのがマックスってことを相手のボディでわからせてやります!!」とツイート。

 両選手と親交のある芦田崇宏の「大尊さんとマックスなんて。。筋肉が大渋滞ですよ!!」の声には「筋肉は大渋滞だけど、2人とも3Rスタミナもたないからすぐに渋滞緩和される説!(笑)」と笑い飛ばしながら「ハルクトーナメント的な試合を見せれるように頑張ります!!」と意気込みを記している。

▼ライト級 5分2R
工藤諒司(TRIBE TOKYO M.M.A.)
野瀬翔平(マスタージャパン福岡)

 そして、TRIBE TOKYO M.M.A.の工藤諒司が久々の修斗帰還。

 青森県八戸市出身で小学生の頃からレスリングを始めた工藤は、中学で柔道も経験。高校ではフリースタイルでインターハイ3位となり、国士館大学レスリング部に所属した。卒業後、同大出身の先輩だった安藤達也に連れられてTRIBE TOKYO M.M.Aに出稽古、すぐに入門を決意したという。

 2018年12月の久保村ヨシTERU戦のKO勝利以降、5連勝中の工藤の修斗参戦は、2019年3月の内藤太尊戦の判定勝利以来。

(C)ONE Championship

 2019年10月の「ONE Warrior Series 8」東京大会では、当時MMA6勝無敗だったジェリー・オルシム(フィリピン)を判定で下し、2020年2月の「ONE Warrior Series 10」シンガポール大会でも韓国のイ・ミンヒョクに判定勝ち。2020年4月の『Road to ONE:2nd』では、椿飛鳥を相手にテイクダウンから立ち上がり際に右ストレートを効かせ、連打でパウンドアウトしている。

『ONE Championship』本戦出場間近となっている工藤が久々の修斗マットでどんな戦いを見せるか。


(C)TORAO NATION STATE

 対するは、弘中邦佳を師匠に持ち、福岡を拠点に戦績を重ねる、負けなしの野瀬翔平(マスタージャパン福岡)。2018年7月のプロデビュー以降、4勝2分の野瀬は柔道出身。高校時代に首を骨折する大事故に遭いながら、プロ格闘家になることを決意。

 堅実な試合運びのなかで、常に一本も狙うフィニッシャーでもあり、2019年9月の「Road to ONE:CENTURY」では、MWJ杯優勝の高城光弘に判定勝ち。続く11月の「闘裸男25」では古豪・岡田剛史をアームロックで粉砕している。2020年3月の後楽園ホール大会で小林孝秀戦が組まれていたが、大会が中止となり、試合はキャンセルに。今回は約10カ月ぶりの試合となる。実績で大きく上回る工藤を相手に野瀬はどう戦うか。

▼女子51kg契約 5分2R
中村未来(マルスジム)
永尾音波(AACC)

 さらに、修斗の“女王”スーパーアトム級初代王者・黒部三奈が誕生した事で盛り上がりを見せている修斗女子に新たな選手が加わる事となった。

 これまで『DEEP JEWELS』を主戦場に活躍していたAACC所属の永尾音波が初参戦。15歳からプロとして活躍してきた永尾がいよいよ修斗の女子戦線に足を踏み入れる。永尾は2020年7月末の前戦『DEEP JEWELS』で、49kg契約でKAI(リバーサルジム 立川 ALPHA)にスプリット判定で競り勝っており、今回は51kg契約で修斗初参戦となる。

 対する中村未来(マルスジム)は“北のストライカー”。5月末の修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント準決勝では、AACCの杉本恵に2R、リアネイキドチョークで敗れたものの、腰の強さを発揮し、序盤の杉本のテイクダウントライを凌いでいる。またガードからのコムロック、ヒールフックなど意外な足関節も見せており、組み技耐性の強いストライカーと言える。


(C)SUSUMU NAGAO/SUSTAIN

 オーソドックス構えから仮面女子の川村虹花をダウンさせた左ハイを持つ永尾音波と、剣道ゆずりの右利きサウスポーの中村の打撃が交錯するか、それとも組み技で決するか。

 永尾はSNSNで「相手の中村選手はAACCの先輩2人とも戦っているので試合は観てきました。簡単では無いですが、自分のやりたい事全部出していい終わり方が出来る様に頑張ります。とにかく、初参戦なので必ずインパクトを残します!! 女子格を応援して下さってる方、まだDEEP JEWELSしか会場に行った事が無い方、私を機にこれから更に盛り上がっていく修斗の女子の試合も見て知って頂けたら嬉しいです! 是非会場での応援よろしくお願い致します」と中村戦に向けて意気込みを語っている。

 永尾と同門の大島沙緒里が主戦場を『DEEP JEWELS』に移し、7月大会で柔術JKのさくらに一本勝ちしていることもあり、今後それぞれの団体間を行き来し、環境を変えて活躍する女子選手も現れそうだ。

▼ライト級 5分2R
西川大和(西川道場)
椿 飛鳥(トライデントジム)

 そして、『ROAD to ONE 2nd』で緑川創とキックルールで対戦し、惜敗するもそのポテンシャルの高さから関係者に絶賛された“17歳の二刀流”西川大和が5月大会に続いて出場。5月の前戦では木下タケアキを相手にテイクダウンで上回り、判定勝ちしており、修斗で連勝を狙う。

 対戦相手の椿飛鳥はABEMAで放送された格闘リアリティー番組『格闘代理戦争』では青木真也とチームを組み、後に『ONEウォリアーシリーズ』にも出場しキャリアを積む。2020年4月の「Road to ONE:2nd」で椿は工藤との3年ぶりの再戦で1R TKO負けを喫しており、西川を相手に正念場の一戦となる。

 格闘技経験が全くなく、僅か5年のトレーニングで全日本アマチュア修斗を制した椿と幼少の頃より父と二人三脚で稽古を行なって来た西川大和。あまりに異なるキャリアとバックボーンを持つ両者が、己のアイデンティティを賭けて戦う。

 ここに2019年新人王のヨシ・イノウエvs飯田健夫、関口祐冬vs大竹陽を加えた6カードが決定した。渋谷を熱くしてくれそうな対戦カードばかりが出揃った同大会。どの対戦カードが1部と2部に振り分けられるかは、後日、発表となる。

プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.6 Supported by ONE Championship 第1部・第2部

2020年9月19日(土)渋谷TSUTAYA O-EAST
第1部 14:00  ※ 13:45オープニングファイト開始
第2部 18:30  ※ 18:15オープニングファイト開始

【新たに決定したカード】

▼ウェルター級 5分3R
大尊伸光(世界ライト級1位/野田ボディビル同好会)※所属変更
マックス・ザ・ボディ(カメルーン/BRAVE)

▼ライト級 5分2R
工藤諒司(TRIBE TOKYO M.M.A.)
野瀬翔平(マスタージャパン福岡)

▼ライト級 5分2R
西川大和(西川道場)
椿 飛鳥(トライデントジム)

▼フライ級 5分2R
大竹 陽(HAGANE GYM)
関口祐冬(修斗GYM東京)

▼女子51kg契約 5分2R
中村未来(マルスジム)
永尾音波(AACC)

▼ウェルター級 5分2R
ヨシ・イノウエ(パラエストラTB)
飯田健夫(フリー)

【既報カード】

▼環太平洋フェザー級チャンピオンシップ 5分3R
仲山貴志(王者・初防衛戦/総合格闘技津田沼道場)
SASUKE(挑戦者・同級1位/マスタージャパン)

▼ストロー級 5分3R
猿丸ジュンジ(世界ストロー級1位/修斗GYM東京)
飯野タテオ(世界ストロー級2位/和術慧舟會HEARTS)

▼フェザー級 5分3R
藤井伸樹(ALLIANCE)
後藤丈治(TRIBE TOKYO M.M.A.)※初参戦

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