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【RISE】“美しき女王”陣内まどかが復活、ルールも階級も初の挑戦に「やる気はんぱないです」

2020/08/26 03:08
【RISE】“美しき女王”陣内まどかが復活、ルールも階級も初の挑戦に「やる気はんぱないです」

元祖ビジュアル系美少女キックボクサーの陣内まどか。現在は26歳に(陣内まどかのInstagramより)

 2020年9月20日(日)東京・新宿FACEで開催される女子限定大会『RISE GIRLS POWER 3』の対戦カード第一弾が発表された。

 今大会では新設されるフライ級(-52kg)の初代王座決定トーナメントが行われる。トーナメントは、4選手で争われ決勝は12月頃を予定。

 参戦選手は、RISE参戦経験があるWPMF女子世界フライ級王者・小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)、スック・ワンキーントーン女子ミニフライ級王者KOKOZ(TRY HARD GYM)、NJKFミネルヴァ スーパーフライ級王者・聖愛(魁塾)のタイトルホルダーに加え元J-GIRLSバンタム級王者、元WMC日本スーパーバンタム級王者、元WPMF日本バンタム級王者の三冠王・陣内まどか(フリー)が初参戦。


(写真)前回の復帰戦の時は上半身を徹底的に鍛え上げていたが、これから2年の月日が流れた(陣内まどかのInstagramより)

 陣内はジュニアキックボクシング出身で、J-GIRLSジュニア王者時代には“地上最強の女子中学生”と呼ばれていた。強すぎるため相手がおらず、通常体重より5kg近く重い契約体重で対戦相手を公募したことも。2007年3月には「日本最強女子中学生決定戦」で神村エリカと対戦して判定負けしたが、同年11月の「女子中学生最強決定トーナメント」の決勝戦で神村に判定勝ちしてリベンジを果たしている。

 2009年の高校進学と同時にプロデビューし、得意の右ミドルキックを武器に10代でJ-GIRLS&WPMF日本女子バンタム級王座の二冠を達成。J-GIRLS王座は2度、WPMF王座は1度の防衛に成功している。2017年4月、タイで開催された女子トーナメントで左前十字靭帯断裂の大怪我を負って戦線を離脱。

 手術とリハビリを経て、2018年9月に約1年5カ月ぶりの復帰を果たすといきなりWMC日本スーパーバンタム級王座決定戦に臨み、勝利を収めて三冠王となった。そして12月にはタイで試合を行って判定負け。帰国後に今度は右足の前十字靭帯と半月板を切ってしまい手術をする事に。またもリハビリを経て約2年ぶりの復帰を果たすことになった。


(写真)「顔がぱんぱん」と本人はあまりお気に入りではない様子の対戦カードの写真

 陣内は「復帰戦やっと決まりました! RISE参戦させてもらうことになりました」と、自身のSNSにて待望の復帰戦が決まったことを報告。「しかもありがたい事に王座決定トーナメントです。ルールも階級も初で新たな挑戦ですが待ちに待った試合なのでやる気はんぱないです」と想いを綴った。

 これまでバンタム(53.52kg以下)とスーパーバンタム(55.34kg)で戦ってきた陣内にとって52.0kg以下は未知の領域で減量も過酷そうだが「とりあえず(対戦カード発表の)写真の顔もぱんぱんなので減量頑張ります」としている。

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