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【PANCRASE】開場10分前に大会中止、計量パスした選手全員のファイトマネー全額支給とチケット全額返金を発表

2020/08/25 07:08
 2020年8月23日(日)に開場10分前に中止となった『PANCRASE 317』スタジオコースト大会について、主催のPANCRASEが、参戦予定だった全選手にファイトマネーの全額支給と、チケット購入者に全額返金の対応を行うことを8月24日、発表した。  同大会では本戦7試合、プレリム4試合、アマチュア10試合の他、7月20日に開催予定だった「Fighting NEXUS KDC八王子超人祭り!2020」(開催場所の八王子市内でクラスターが発生したため中止)の6試合も、PANCRASEが場所を提供し、スライド開催のはずだったが、いずれも中止に。計27試合54選手が前日計量までパスしたものの、仕切り直しとなっている。これらの試合は、今後の大会に振り分けられる予定。  ファイトマネーについては、国内では試合後に支払われるケースが多く、そのスパンもマチマチだ。海外のメジャー団体では、試合に向けて減量やプロモーションを行ってきた選手が計量をパスした時点でファイトマネーが支払われることが多く、もし対戦相手が計量をクリアできず試合が流れても、ファイトマネーはそのまま支払われることになっている。今回のケースでは、それを全選手に適応するということになった。団体にとっては負担が大きいが、試合まで自身に投資してきた選手にとっては、報われる形だ。 【写真】減量を越え、前日計量をパスしたメインの両者。  PANCRASEは新型コロナウイルスに対する安全確保のため、興行の1週間前に全選手に対し抗体検査(IgM抗体検査:約1週間前までの間にウイルスに感染したかどうかを判別)を実施しており、さらに大会当日にも抗体検査を行うという二重のチェック体制を敷いていた。  今回の場合、1週間前の検査では全員が陰性だったが、当日の抗体検査で出場選手に陽性反応を確認。さらに現在感染しているかどうかを調べる抗原検査を実施した。抗原検査は結果が陰性でも偽陰性の可能性はあるが、結果が陽性の場合は100%陽性で、選手はこの抗原検査でも陽性だった。陽性反応が出た選手は無症状だったという。  会場ではまだ観客の入場前だったが、陽性者が発覚した時点でただちに密な状態を避けるため選手、セコンドを含めてスタッフを外へ出し、保健所へ連絡。  そして保健所の指示を待ちながらも、「陽性の反応が出た選手が会場内を移動していた」ことから酒井正和代表、ならびにドクター陣の判断で大会の中止を決断したという。  なお、PANCRASEは大会当日の夜には、「来場した保健所の方へ状況説明をし、保健所の方からは『本日の観客、来場者及び関係者は濃厚接触に当たらないので、今後の検査対象には当たりません』との言葉を頂きました」との発表も行っている。  返金対応の詳細は以下の通り。 【ファイトマネーの全額支給とチケット全額返金】(※原文ママ) 「選手及びお客様の安全を第一に考え、開場10分前に中止した「PANCRASE317」につきまして、選手及びお客様へのケアとして、下記の通りお知らせさせて頂きます」 ◆パンクラス代表・酒井正和「8月23日パンクラス317へ参戦予定だった全選手に、ファイトマネーの全額支給と、チケット全額返金を致します。試合が出来無かった選手の場を確実に提供出来る様に調整しています。今週中に発表できると思います」 1:ファイトマネーは当日出場予定でした全選手にお支払いします。 2:チケット代金は返金致します。当日券をご購入の方は以下をご参照下さい。 返券について・券を事務所に9月9日(水)までの必着・〒160-0023 新宿区西新宿1-22-2 新宿サンエービル14階 パンクラス「返券係」・普通郵便以外を推奨・券を切ってあるものは無効・振込口座をメモしたものを同封・事務所到着から1週間以内に振り込み 3:中止の対戦カードは、今後の大会にて行う予定です。こちらは調整次第に改めてお知らせします。
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