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【RISE】メインの秀樹と麻原将平「アツい試合をしたい」、北井智大はマサ佐藤に「倒れ方を教えてあげます」

2020/08/22 06:08
 2020年8月23日(日)東京・後楽園ホール『RISE 141』の前日計量&記者会見が、22日(土)都内にて14:00より行われた。  計量は全員が一度目でパスし、伊藤隆RISE代表は「この状況の中、練習も減量も大変だったと思いますが、その中で一発でパスするプロ意識の高さを感じます。RISEは今年は7大会、アマチュア含めればそれ以上の大会を開催する予定です。継続することで気を吐いていきたい。今回は王者不在の大会ですが、だからこそチャンスがあります」と挨拶した。 (写真)長くRISEライト級ランカーとして君臨するベテランの麻原 メインイベントとセミファイナルは共にライト級(-63kg)の試合(北井と佐藤は-64kg契約)。会見には4人が登壇した。メインで対戦するRISEライト級1位・秀樹(新宿レフティージム)は62.95kg、同級4位・麻原将平(パウンドフォーパウンド)は62.80kgでパス。同級3位・北井智大(チームドラゴン)は64.0kg、英雄伝説64kg級アジア王者マサ佐藤(名護ムエタイスクール)は63.95kgでそれぞれパスしている。 (写真)RISE初参戦のマサ佐藤 佐藤は「初めてRISEにわざわざ沖縄から呼んでもらえて、とても嬉しくオファーを受けさせていただきました。試合では打ち合って、みんなの気持ちが晴れるような試合にしたい」、北井は「こんな時期に試合を組んでもらえてありがとうございます。マサ佐藤選手も自分と似たタイプなので明日は面白い、いい試合になると思うので注目して見てください」と、お互いにかみ合うことを予感しているコメント。 (写真)今回も激闘を予告した北井 麻原は「大変な状況でこういう時にイベントがあってそのメインを任せてもらって嬉しく思います。どの試合よりもアツい試合をして、見てくれるお客さんに勇気を与えるアツい試合をします」、秀樹は「前回の試合から空いてしまいましたが、その中で自分がやってきた練習、成長を見せられたらなと思います。たくさんの方が画面越しにも見ていると思うので、アツい試合をしたい。メインということでどの試合よりもインパクトが残せるように、思うような動きが最後までできるように明日は集中したいと思います」と意気込んだ。  どんな試合を見せたいかとの問いに佐藤は「自分が見てもらいたいのは相手との打ち合いが一番の見どころ。気持ちのいい試合をして勝敗をつけて、これからもRISEに呼んでもらえる選手になっていきたい」、北井も「佐藤選手はKNOCK OUTで名前を売っている選手なので、そこを僕が喰ってやります」と、激闘を予感させる。  麻原は「スピード感のある速い試合で、僕は失うものがないので明日はガンガン行ってインパクトを残したい」、秀樹は「伊藤代表の言葉(王者不在の大会だからチャンスがある)は僕に当てているメッセージだと思っていて、-63kg日本トーナメントの枠がひとつ空いているので、今回セミ、メインがライト級なので差を見せつけてその一枠のチャンスを僕がつかみたい」とした。  秀樹の言葉通り、10月11日または11月1日の大会にて白鳥大珠(TEAM TEPPEN)、原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)、直樹(BRING IT ONパラエストラAKK)が出場する-63kgワンデートーナメントの開催が発表されている。残り1枠が空いていることから4人ともその枠を狙うことになる。  佐藤は「目の前のことしか考えていませんが、トーナメントに出るならつまらない試合をするのではなくアグレッシブに全部前へ出て打ち合う試合を見せる」、北井は「トーナメントに出たら、全員やったことがあるので次はしっかり勝てるように練習します」、麻原は「僕は一度RISEのトーナメントで優勝しています。1回戦よりも2回戦の方が自信あるのでぜひ出たいですね」、秀樹は「自分から目線だと負けている2人(白鳥と原口)にリベンジできる。原口君とは自分のいいところを全く出してないので、それを出せばどのような展開になるかを見せたい。白鳥君とはケリがついていないのでそこのケリを付けたいと思っています」と、それぞれの想いを語った。 (写真)マスクを忘れた佐藤に、かつてKNOCK OUTで戦った秀樹が自分のグッズのマスクを渡す場面も 麻原と秀樹に関しては、RISEライト級の新旧対決との側面もまる。それについて麻原は「僕は試合をする時は挑戦者の気持ちで行っています。僕の方が長いけれど、秀樹選手は強い選手なので挑戦する気持ちでぶつかって倒したいと思います」と受けて立つとの気持ちはないと言い、秀樹は「僕が(現役に)戻ってきて再デビューした時に、ちょうど麻原選手は1位で不可思選手とタイトルマッチをしていました。あの舞台で、5Rのタイトルマッチをやった事実があります。実力者でなければあの舞台には立てない。そこは認めて、自分の方が若いからとは考えず、自分の相手として不足はないと考えています」と同等の立場で戦うとした。  2019年9月以来の東京での試合となることについて、佐藤は「コロナのせいで今後東京で試合ができるのはいつになるか分からないと思っていて。早い段階で沖縄から呼んでもらえて嬉しいので、試合内容で恩返しをしたいです。調子もいいので面白い試合ができると思います」と、東京で試合をするチャンスを逃さないとする。  対する北井は何で倒すかを聞かれると「ガッツっすね」と答え、タフな佐藤を倒す自信があるかとの問いには「倒れたことがないと言っていた外国人選手も倒したので、僕が倒れ方を教えてあげようと思います」と、笑顔で宣言した。
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