2020年8月23日(日)東京・竹芝のニューピアホールにて『skyticket Presents DEEP 95 IMPACT』(昼開催)と『skyticket Presents DEEP 96 IMPACT』(夜開催)の2大会が開催される。
その昼大会である『DEEP 95 IMPACT』にて、KINGレイナ(K-Clann)と61kg以下契約の「DEEPJEWELS KICKルール」(3分3R)で対戦する熊谷麻理奈(WSRフェアテックス札幌)からのコメントが届いた。
熊谷は“北の女武芸者”と呼ばれるマルチファイターで、元々はアマチュアボクシングで活躍しキックボクシングに転身。さらに2018年5月にはMMAにも挑戦(Road FC 47で女子バンタム級(-61.2kg)でジン・インチャオに判定負け)、同年9月には素手にバンテージのみを巻いて戦う超過激格闘技ラウェイにも出場し、4R判定無しのドローとなっている。
2019年6月30日の『ノースエリア格闘技イベントBOUT 37』では、57kg契約で熊谷がチェ・ウンジ(MAXFC/FEARLESS-GYM)に判定3-0で勝利。そのチェは、2018年6月の『DEEP JEWELS 20』でMMAルールでKINGレイナに1R リアネイキドチョークで敗れており、韓国の強打者相手にともに勝利している者同士の対戦となった。
熊谷にとっては初ともいえる全国的ビッグネームを持つ相手との対戦。「私は57kg~65kgのキックのチャンピオン全員を片っ端から倒して、4~5階級くらいを制覇したいと思っていますが、試合のチャンスがなかなかないので今回KINGレイナちゃんと試合できることはとても嬉しいです」とコメントする。
日本の女子キックボクサーは50kg以下の選手がほとんどで、身長174cm、57kg以上の熊谷の相手は限られてくる。それだけにKINGレイナがキックルールでの試合を了承したことは、熊谷にとって大きなチャンスにつながる可能性も。
「KINGレイナちゃんについては、かわいらしい選手で睨んでいる顔もキュンとします」と全く臆することない熊谷。
「以前に計量オーバーしているのを見て、減量のやり方を教えてあげたくなりました」とチクリと刺し、「今回、最初は61kg契約で発表されたのでKINGレイナちゃんが減量できるか心配していたけれど、63kg契約に訂正があったので元気なKINGにきっちりと勝ちたいと思います」と、万全な状態のKINGに本職キックボクサーとしての力を見せつけると語った。
取材協力/ノースエリア格闘技イベントBOUT