トリプルメインのトリを務める馬渡(左)はファイタータイプのムエタイ戦士ダウサコンを迎え撃つ (C)ジャパンキックボクシング協会
2020年8月16日(日)東京・後楽園ホールで開催されるジャパンキックボクシング協会主催『NAGAE ISM』の計量が、密を避けるため前日と当日に選手を分けて行われた。
トリプルメインイベント第3試合の元チェンマイスタジアム認定バンタム級王者&前ジャパンキック認定バンタム級王者・馬渡亮太(治政館)は56.0kg、元WPMF世界スーパーバンタム級王者ダウサコン・モータッサナイ(タイ)は55.45kgで、それぞれ契約体重の56.0kgをパス。
馬渡は「日本でも多く試合をしていて、パンチとヒジ、ローキックが強く前に前に来る印象です。自分も一歩も引かずにガンガン攻撃してやりたいと思います。ガンガンのやり合いになるかもしれないので、最後まで目を離さないで見て頂けたらと思います」と事前インタビューに答えている。
トリプルメインイベント第2試合のジャパンキック 認定フライ級王者・石川直樹(治政館=右)は52.4kg、前新日本キック協会バンタム級王者&元フライ級王者HIROYUKI(RIKIX=左)はリミットちょうどの52.5kgでパス。
再戦でのリベンジマッチとなる石川は「5年前は腹を効かせてヒジで倒してやろうと思っていましたが、今回は徹底的に腹を攻めてあばらと心を折ってやろうと思ってます。KOを狙うのは当たり前、前へ出続けて熱い試合をします。楽しみにしていてください」と事前インタビューに答えている。
トリプルメインイベント第1試合のジャパンキック認定ウェルター級王者モトヤスック(治政館=左)は66.7kg、WMCインターナショナル・ウェルター級王者ジャクチャイ・ノーナクシンジム(タイ/ノーナクシン=右)は66.1kgでパスした。
1月に王者となって、4月からは大学生となり第一戦を迎えるモトヤスックは「(王座に就いた)あの一瞬は嬉しかったですが、リングから降りれば、やっとここからスタートなんだな…と感じました。試合ではいつも通りお客さんのために戦うだけです」と事前インタビューに答えた。
唯一の女子マッチ、第3試合のNJKFミネルヴァ・ピン級1位の祥子JSK(治政館)と同級3位TOMOMI(TEAM FOREST)はともに45.1kgでパスしている。全8試合16選手が計量を無事パスし、今夜の決戦に臨む。
photo(C)ジャパンキックボクシング協会