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【RIZIN】青野ひかる、渡部修斗の参戦に刺激を受けて翌日からトレーニング「今度は2人で出たい」

2020/08/13 03:08
 2020年8月9日(日)神奈川・ぴあアリーナMMにて開催された『RIZIN.22-STARTING OVER-』の第6試合で、元UFCファイターの井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)に1R1分40秒、リアネイキドチョークで敗れたFighting NEXUSバンタム級王者・渡部修斗(ストライプル新百合ヶ丘)。 (写真)井上(右)に再三タックルを仕掛けていった渡部だが井上を崩せなかった 試合後のコメントでは「完全に実力不足。相手の作戦に乗ってしまった。結果が全てなので自分が情けなかったと思います。もっとガンガン打撃で来ると思っていたんですが 僕のタックルを切ることに重点を置いていたようです。テレビで見て僕もこういうところに憧れて格闘技を始めましたが、いざやったらいつもと同じように試合に臨めました」と、力不足を痛感したという。 (写真)青野の道しるべになりたい、と二人三脚で頑張っていきたいと語った渡部 続けて「僕を出場させていただいた関係者の皆さんに感謝をしたい。あと、僕がRIZINを目指すきっかけになったのがセコンドに就いてくれた青野が目指していて、その道しるべになりたいと思ったからなんです。彼女が諦めない限りは背中を見せ続けたいし、今度は一緒にRIZINに上がりたいです。2人とも本気で格闘技をやっているので、日本最高峰のRIZINに2人で立ちたい。また、できるなら同じ格闘家の遺伝子を持つアーセンと戦いたいと思っています」と話した。  渡部の父は修斗初代ウェルター級王者の渡部優一であり、山本“KID”徳郁を叔父に持つ山本アーセンと戦いたいとし、自分がコーチを務める『DEEP JEWELS』で活躍中の女子格闘家・青野ひかると一緒にRIZINのリングに立ちたいとの目標を掲げた。 (写真)夢へ向かって気持ちも新たに始動した青野(青野ひかるの公式Twitterより) その青野は渡部の試合直後、自身のSNSに「本当はもっともっと強いんだけどなぁ。それを試合で証明できなかった本人が一番悔しいんだろうなぁ。私は1から格闘技を教えてもらったので道しるべになってもらってこれからも背中追っかけていきます。まだまだこれから!だぞ!」と、渡部のコメントに応える投稿。  翌日の『RIZIN.23』は「今日は一格闘技ファンとしてRIZIN楽しむ」と投稿していたが、ハッシュタグには「次は私も一緒に出たい」「そのためにはまだまだ頑張る」との意気込みが。刺激を受けたのか同日には家で筋トレに励んだとの報告もあった。  青野は日本大学レスリング部出身。全日本社会人選手権48kg級優勝、全日本学生選手権48kg級優勝など女子レスリングで数々の実績を持ち、山本美憂との対戦経験もある。2017年12月にMMA転向後は2018年3月から3連勝も、2019年3月にベテランの富松恵美にリアネイキドチョークで一本負け。同年6月の檜山美樹子戦、9月の古澤みゆき戦と連続一本勝ちを収めて2019年12月、事実上のDEEP JEWELSアトム級王座挑戦者決定戦をハム・ソヒの妹分パク・シウ(韓国)と争ったが1R3分40秒、TKO負けを喫した。  MMAで山本美憂と再戦することをアピールしており、RIZIN出場を目標としているが、ここ一番で星を落としている青野。ぶち当たっている壁を乗り越えて、夢をかなえることができるか。
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