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【K-1】再起戦に臨む近藤拳成「攻めて攻めてKOで勝ちたい」

2020/08/11 10:08
【K-1】再起戦に臨む近藤拳成「攻めて攻めてKOで勝ちたい」

地元・大阪で成長した姿を見せたいという近藤拳成 (C)K-1

2020年9月22日(火・祝)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』で、泰斗(LEOPARD GYM)と対戦する近藤拳成(大成会館)が公開練習を行った。

 7月11日の『Krush.114』では佐々木大蔵の保持するKrushスーパー・ライト級王座に挑戦し、判定で敗れた拳成。「佐々木選手が強くて、自分の強さを見せられなくて悔しかった。自分らしさを出させてもらえなかったし、出せなかった部分があったので、自分もまだまだだなと思いました」と悔しさの残る一戦だった。


 佐々木戦から約2カ月後のK-1大阪大会のオファーを受けて「こんなに早くオファーが来るとは思ってなかったのでびっくりしました」という拳成だが「試合間隔は短いですが、地元・大阪での試合で断る理由もない。地元で自分の強さをちゃんと見せたい」と出場を決めた。

 大阪大会に向けて、近藤3兄弟(大成・拳成・魁成)が運営に携わる「キックボクシングジム3K」が8月17日に正式オープン。今回の公開練習も同ジムで行われ、拳成は兄・大成を相手にミット打ちを行った。


 対戦相手の泰斗を「入場が派手で、波に乗ったら強い」と分析する拳成。「波・勢いに乗せないようにする」としたうえで「作戦はこれからチームで相談して対策を決める」と泰斗対策にも余念はない。

 拳成にとっては昨年8月の大阪大会以来のK-1出場となる。昨年の大阪大会ではスーパー・ライト級のトップファイター=大和哲也と対戦して敗れた。今回の試合は佐々木戦、そして昨年の大和戦から成長した姿を見せて復活するというテーマもある。


「昨年の大阪大会と比べて、全体的な技術や体の強さは上がっていると思います。一流選手とも手を合わせて自分に足りない部分も分かったし、そういう部分でも変わったと思います。佐々木戦では何もできませんでしたが、今回はしっかりパンチも蹴りも使って前に出て、攻めて攻めてKOで勝ちたい。大阪大会で強い自分を見せて、復活したいと思います」

 最後にファンに向けて「自分のジムができて、このジムでしっかり練習を積んで、試合当日KO勝ちします。応援よろしくお願いします」とメッセージを送った拳成。新たな環境で心機一転で臨む再起戦となる。

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