(左から)林京平、岡嶋、森坂、斗麗、玖村、秀樹、新美、林勇汰
2020年9月26日(土)東京・後楽園ホール『Krush.117』の記者会見が、8月5日(水)都内にて行われ8人制による「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」の開催が発表された。
今大会で1回戦4試合が行われ、勝ち残った4選手が11月27日の後楽園ホール大会にて準決勝・決勝の1日2試合を戦い第5代王者が決定する。
1回戦の組み合わせは林京平(湘南格闘クラブ)vs岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)、森坂陸(エスジム)vs斗麗(WIZARDキックボクシングジム)、玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)vs秀樹(レンジャージム)、新美貴士(名古屋JKファクトリー)vs林勇汰(FLYSKY GYM)。
林京平はBigbangライト級王座を保持するが、K-1 JAPAN GROUPでの試合では林健太、小澤海斗、大岩龍矢といった強豪たちとの試合が多く6勝11敗1分と大きく負け越している。前戦は2月大会でスーパーアンジをKOした。これにより、林のここ7戦は勝っても負けても全てKO(2KO勝ち、5KO負け)という戦績に。今回からフェザー級に階級を下げる。
岡嶋は『格闘代理戦争』の卒業生でプロ転向後は秀樹、山浦力也、倉崎昌史、新美貴士に4連勝を飾っているホープ。「結局、俺が一番強いんで」の決めセリフを持つ。
森坂は2017年5月からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、2019年3月にはK-1出場も果たしている。2017年7月には現K-1フェザー級王者・江川優生から勝利、2018年12月には桝本“ゴリ”翔也から勝利を収めた戦績が光る。戦績は10勝(2KO)9敗2分。
斗麗はオランダの名門Mike's Gymでも練習を重ね、2018年12月に16歳でプロデビュー。3連勝で「K-1 WORLD GP第3代フェザー級王座決定トーナメント」のリザーブファイトに抜擢され、江川優生とKrushフェザー級王座を争ったTETSUにも勝利。5勝(2KO)無敗の関西期待の新鋭だ。
玖村は空手を学び、キックボクシング転向後は2017年6月にNJKFバンタム級王座を獲得。2018年6月からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、2019年6月には「K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント」に出場。同年10月の試合を最後に網膜剥離(全治3カ月)で戦線離脱していたが、今回から階級を上げて試合に臨む。戦績は13勝(6KO)7敗1無効試合。
秀樹は2019年6月からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、提髪和希にKO勝ち、岡嶋形徒と倉崎昌史に判定負けしたが、前回7月の試合では知良との打ち合いを制して判定勝ち。戦績を3勝(2KO)3敗としたサウスポー。
新美は2018年8月からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、連勝したが斗麗に敗れた。その後は佐野天馬、高橋直輝に連勝も前戦は7月に岡嶋形徒に判定で敗れている。戦績は8勝(4KO)3敗のサウスポー。
林勇汰は5勝(1KO)6敗1分1無効試合の戦績だが、パンチを主体とするアグレッシブなファイトスタイルで常に会場を沸かせる。2019年6月の「スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント」のリザーブファイトでは小倉尚也を左フックで2度ダウンさせて初回KO勝ちを収めたが、8月の金子晃大戦、11月の玖村将史戦(Krushスーパー・バンタム級タイトルマッチ)と連敗中。今回からフェザー級に上げてタイトルを狙う。
Krushフェザー級王座は初代・武尊、第2代・小澤海斗、第3代・西京春馬、第4代・江川優生とそうそうたるメンバーがチャンピオンの座に就いてきた。この4人に続くのは誰か。