2020年8月23日(日)東京・新木場スタジオコーストにて開催される「Owltech presents PANCRASE 317」にて、ライト級で金田一孝介(K-PLACE)と対戦予定だったコリアントップチームのキム・ソングォン(韓国)が新型コロナウイルスの影響で来日不可能に。代わって友實竜也(ゼロ戦クラブ)が金田一と対戦することが発表された。
▼ライト級 5分3R
金田一孝介(K-PLACE)9勝2敗2分
友實竜也(ゼロ戦クラブ)7勝3敗1分
当初、来日予定だったソングォンは、9月27日大会でライト級タイトル戦を行う雑賀ヤン坊達也を2018年5月の「Fighting NEXUS vol.13」で1Rわずか14秒でKOした強打者だったが、そのソングォンを2018年12月の「Fighting NEXUS vol.15」でスプリット判定で下しているのが友實だ。
また、友實は2020年7月31日の北岡悟主催の「iSMOS.1」に出場したばかりで、約1カ月置いての緊急参戦となる。「iSMOS.1」では木村裕斗を相手に打撃・組みでも優位に立ちながらも規定により時間切れドロー。白星が7連勝でストップしている。その鬱憤を晴らせるか。
対する金田一は、アマチュア修斗からプロ修斗に進み3勝2敗1分。黒星は佐々木憂流迦、齊藤曜に敗れるもいずれも判定まで持ち込んでいる。その後、「LEGION Japan」を経て、PANCRASEで鈴木道場長、上田厚志、松岡嵩志(※写真下)を相手に現在3連勝中ながら、2018年11月の松岡戦以降、怪我もあり今回が約2年ぶりの復帰戦となる。金田一としては勝利してランキング入りを目指したいところだ。
なお現在、日本は、新型コロナウイルスの感染拡大抑制のため、146の国と地域からの入国を拒否。それ以外のすべての国と地域からの入国者に対しても、日本へ入国後14日間の行動制限を求めている。同時に、ビジネス上必要とされる人材の出入国について例外的な枠を設置することで、往来を再開させることも発表している。
現在、出入国緩和の第1弾として協議を進めているのはベトナム、タイ、ニュージーランド、オーストラリアの4カ国で、続いて出入国規制緩和の第2弾として、中国、韓国、台湾、香港、マカオ、カンボジア、シンガポール、ブルネイ、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ラオスの12の国と地域の間で、ビジネスでの出入国を相互に認めるための協議を始めている。
各国の出入国規制は、選手・団体にとってもシビアな問題となっており、今後どのような形で規制が緩和されていくのか。新型コロナウイルスの感染状況とともに注視したい。