復帰へ向けて着々と準備を進めている佐々木が所英男との対戦を熱望した(RIZIN公式チャンネルより)
2020年8月2日(日)にRIZIN公式YouTubeチャンネルでライブ配信された『スカパー!presents RIZIN.22 RIZIN.23見どころ徹底解剖スペシャル』に、ゲスト出演した佐々木憂流迦(セラ・ロンゴ・ファイト・チーム)が近況を語った。
佐々木は2019年10月12日『RIZIN.19』大阪大会で、朝倉海(トライフォース赤坂)に1R0分54秒、TKO負けしてアゴを2カ所骨折、15日に手術を行って24日午後に退院。今年7月14日には神経の手術&プレートを抜く手術を受け、回復が早く予定よりも早い19日に退院した。
「2週間の安静を経て、もう練習は再開できていて。ただスパーリングやマススパーリングはまだできない状況なんですけれど、8月の半ばをめどに徐々にって状態ですね」と、復帰へ向けて徐々に通常のトレーニングメニューに戻していくと佐々木。「今はアゴの治療中で日本に住んでいますが、またすぐニューヨークへ戻ると思います」と、治療が終わり次第、拠点とするニューヨークへ戻る意向のようだ。
(写真)2017年7月の堀口戦以来、MMAの試合からは離れている所(右)
また、誰と戦いたいかとの質問には「個人的に本当にやりたいのは所選手とやりたいですね」と、所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)の名を上げた。
その理由は「絶対に噛み合うと思いますし、所さんはずっとテレビで見てきた人なので、現役中にやりたい気持ちが強いですね。極め合いっこをしたいです」と、寝技で勝負したいと話した。
榊原信行RIZIN CEOはその言葉を受け、「英男が泣いて喜んでいると思います(笑)。憂流迦選手とも何度も話をしているし、所選手とも話をしているので、近い将来必ず実現するカードだと思いますね」と、佐々木の復帰後、実現すると断言した。