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【MMA】青木真也が復帰戦を予告「試合します。それもMMAで」

2020/07/31 02:07
 青木真也が自身の「note」で「試合を受ける返事をしました。2017年のようなどん底から優しさで立ち上がるように」と投稿。2019年10月13日のONE Championship日本大会でのホノリオ・バナリオ戦以来のMMA(総合格闘技)で復帰戦に臨むことを明かした。  バナリオを1R、ダースチョークで下した青木は2020年に入り、4月の「Road to ONE:2nd」で世羅智茂を相手にグラップリングルールで対戦。10分1Rで時間切れとなっている。  今回、青木はnoteに「試合します。それもMMAで」と予告。「このままで時間を無駄にしていいのか。自分自身の可能性を使い切るんじゃないのか。上手くやっていていいのか。凄いのがプロなんじゃないのか。ファイターとして、レスラーとして、格闘人として、表現者として。無理くりにでも、この先へ行くのがエキサイティングな生き方だと感じました。行こうその先へ」と、前戦から9カ月経った心境と、試合への決意を語っている。 「2016年から2017年のどん底から抜け出すときのような息吹を自分に感じます」と記した青木。  2016年11月にエドゥアルド・フォラヤンに敗れONEライト級王座から陥落した青木は、続く2017年11月に一階級上のONEウェルター級でもベン・アスクレンに敗戦。しかし、2018年5月のラスール・ラキャエフ戦の一本勝ちから、2019年3月の日本大会でのフォラヤンとの再戦での一本勝ちまで4連勝を飾っている。 「どん底から優しさで立ち上がるように」と記した青木を巡る状況はいかなるものか。  ちょうど今日、7月31日(金)にONE Championshipが「WE'RE BACK」と宣言した「ONE: NO SURRENDER」バンコク大会が行われる。  再開後初となる同大会は無観客ながら、ロッタンvsペッダム、ペットモラコットvsヨーセングライのONEムエタイ2大王座戦が行われるほか、スタンプ・フェアテックスが約半年ぶりにMMAの試合に臨むなど、豪華ラインナップが用意されている。  しかし、バンコクを舞台とした同大会はほぼタイ人選手のラインナップ。今後も各国の新型コロナウイルスの状況に沿ったカードが想定される。  そんななかでの青木の「損なのかもしれない。それでも俺はやる」という言葉は何を意味するのか。  同日の7月31日(金)に盟友の北岡悟が自主興行「iSMOS.1」を開催し、8月1日にはプロ修斗が188日ぶりに観客を入れて後楽園ホール大会を再開。海外でも、8月2日にUFCが米国に戻りラスベガスでAPEX大会、8月8日のBellator 243では日本大会で流れたマイケル・チャンドラーvsベンソン・ヘンダーソンの再戦が行われる。そして、8月9日と10日には、RIZINが横浜で2デイズを行う。  いったい青木のMMA復帰戦の舞台はどこになるのか。現状でONE Championshipの日本大会の続報が見えないなか、それに代わる日本独自の大会に向けて決起する者が現れるか。それとも──。
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