2020年8月9日(日)と10日(月・祝)に横浜・ぴあアリーナMMにて開催される『RIZIN.22』『RIZIN.23』に向け、朝倉海(トライフォース赤坂)が7月27日(月)、横浜市役所に林文子市長を表敬訪問した。
海に同行したRIZINの榊原信行CEOは、横浜2デイズでの新型コロナウイルス対策として、選手・セコンド・関係者のPCR検査の実施、公開計量・ファンイベントの中止、厚生労働省アプリ(COCOA)のダウンロードの義務化(入場時に確認)や来場者名簿の作成などを説明。
「この地域は格闘技熱がすごく高い。ここ横浜からリスタート出来ることをほんとうに嬉しく思います。あらゆる感染予防対策を実施して行います」と、林市長に語った。
【写真】左から、アドバイザーで元総務大臣秘書官の岸弘幸氏、朝倉海、林文子・横浜市長、榊原信行CEO。
報告を受けた林市長も、「対策をしっかりやっていただけるということで。(ライブでの)実演はいいですね。醸し出す雰囲気が伝わる。半分くらいのお客さんでもその想いってすごく集中しているし、やられる方もその気を受けて、私たち(観る側)もプレイヤーの気を受ける」と観客数を減らしながらも有観客での大会を歓迎、「楽しみにしています」と語った。
海も「無観客は辛いですね。やっぱりお客さんがあって盛り上がるというのもあるので、やる気が全然違います」と語ると、林市長は「ここに来たからには絶対勝ってね(笑)」と海に勝利をリクエスト。
海も「そうですね」と笑顔で回答すると、林市長からタイトルマッチ(8月10日に扇久保博正とバンタム級王者決定戦)への抱負を求められ、「コロナで日本中、暗いニュースが多いので、こういう時こそ格闘技で僕が熱い試合をして、明るく出来たらいいなと思います。面白い試合を見せたいと思います」と力強く語った。
撮影時には、海からプレゼントされたRIZINのオープンフィンガーグローブを、林市長が初めて着用。
「ボクシングのグローブと全然違うんですね。ちょっとそっちでこうして(構えて)」と、海と向き合い手を広げるように求めると、1発パンチを披露。海は「構えが上手いです」と市長のサプライズパンチに笑みを浮かべた。
「小さいときに父親にボクシング大会に連れて行ってもらって、白井義男(日本人初の世界王者)の時代ね」と答えた林市長に、榊原信行CEOは来場を呼び掛けていた。