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【KNOCK OUT】極真世界王者・与座優貴と世界で活躍する久保政哉が激突、3カードが決定

2020/07/21 07:07
2020年9月12日(土)東京・大田区総合体育館『KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.2』の追加対戦カードが発表された。  与座優貴(橋本道場)と久保政哉(フリー)が65kg契約3分3R延長1RのBLACKルール(ヒジ打ち無し)で対戦。  久保は今回がKNOCK OUT初参戦。世界最大のキックボクシングプロモーション『GLORY』で、2017年の「ファイト・オブ・ザ・イヤー」を受賞、日本人選手唯一の専属選手契約を勝ち得た選手だ。GLORYフェザー級トーナメントで準優勝の実績も持つ。その主武器は、サウスポースタイルからの強烈な左ミドルキック。 (写真)2月の無法島GP1回戦で鈴木千裕(右)との無敗対決を行い、判定で敗れた与座 与座は2016年極真会館『第33回全日本ウェイト制空手道選手権大会』軽量級を19歳で制し、2017年には軽量級世界王者に。2018年4月の第35回全日本ウェイト制選手権では中量級に階級を上げて準優勝するなどトップ選手として活躍していたが、2019年3月にキックボクシングに転向。ほぼ月イチのハイペースで試合経験を積み、7戦全勝(3KO)の快進撃を続けていたが、今年2月の『KNOCK OUT』で鈴木千裕に判定2-0で敗れ、プロ初黒星を喫した。  空手仕込みの足技を得意とする与座と左ミドルを得意とする久保。蹴り対決が見どころとなる。  今大会で行われる「創世のタイガGP KNOCK OUT 61.5kg 初代王座決定トーナメント」のリザーブマッチとして、シラー・Y’ZD(Y’ZD GYM)vs古村匡平(FURUMURA-GYM)が決定。  シラーは2010年に来日し、以後は日本に在住して試合を行ってきた。タイ時代にはあのブアカーオからも勝利を収めている。しばらくトレーナーに専念していたが、今年9月に新日本キックで現役復帰。WKBA世界ライト級王者・重森陽太と引き分け、40歳近い年齢ながらも健在ぶりを発揮した。日本人相手に無敗を誇っていたが昨年12月、梅野源治に敗れている。  古村は5歳から空手を始め、中学卒業後に上京。2016年アマチュアムエタイ54㎏級金メダル獲得。2017年に17歳でプロデビュー後、戦績は14勝(7KO)1分と無敗の戦績を引っ提げ、2月の無法島GPに参戦。1回戦でREBELS 63kg級王者・丹羽圭介を破る番狂わせを演じたが、準決勝でバズーカ巧樹に敗れてプロ初黒星を喫した。古村陣営は「今回はREDルール(ヒジあり)なので本領を発揮できる」と全く臆していないという。  そして、オープニングファイトの50kg契約2分3R、BLACKルールでKAMINARIMON全日本女子トーナメント-52kg優勝・宮崎若菜(TRY HARD GYM)vs大塚愛莉(上州松井ジム)の女子マッチも決まった。  大塚は昨年11月に行われたKOトライアウトにて勝利。無事に受験を終え、高校生となって遂にプロデビュー戦を迎える。対する宮崎はTRYHARD女子チームのホープで、プロ戦績は3戦2勝1敗で将来を嘱望される選手。近年はRISE GIRLS POWERで活躍しており、今回がKNOCK OUT初参戦となる。
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