K-1ライト級世界最強決定トーナメント準優勝・大沢をKOしたMMA出身の蓮實
2020年7月11日(土)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.114』の一夜明け会見が、12日(日)都内にて行われた。
第7試合のライト級3分3R延長1Rで、K-1 WORLD GP 2018 K-1ライト級世界最強決定トーナメント準優勝・大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)を2R2分16秒、3ノックダウンでKOしてみせた蓮實光(パラエストラ栃木)が会見に出席。
「宣言通りKO勝ちすることができまして、自分的にも素直に嬉しいですし、ホッとしてます」と蓮實。
「自分でも出来がよかったというぐらいにキッチリKOで倒せました。ああいう展開に持ち込めたっていうのも勝因ですし、ああいう形でダウンを取れたのが大きいです。あの形になれば自分の得意の距離ですし、しっかり倒せたということが嬉しいです」
大沢については「やっぱり実績のある選手ですので、的確に攻撃を当てられましたし、1Rから自分も鼻血が出るぐらい攻撃されて上手と言いますか、勉強になる試合でした」と話す。
2Rは大沢が放つジャブにジャブで対抗するようなそぶりを見せ、いきなり右ショートを放ってダウンを奪った。「ああいう打ち合いは得意にしている距離でして、大沢選手も実際に打ち合っていただいたので。自分はジャブの打ち合いではガードが下がるクセがあるので意識して練習してたんですけれど、大沢選手は敏感に反応してくれてたので、フックを出したところでちょうど当たったので倒せたという感じです」と説明。
2度のダウンを奪ったアッパーに関しては「2回目のダウンの時にガードを上げていたんですが、顔が空いていたんです。自分はフック系が得意ですが成長した部分を出せた。アッパーで倒せたので良かったです」と、アッパーが出せたことに自信の進化を感じたという。
今後については「実績のある選手を倒せたことが嬉しいし、KOで倒せたことが自分の中でも満足のいく試合でしたので、ベルトに近いのが自分じゃないかなと思うし、KOで勝ったのが大きいんじゃないかなと思います」と、Krushのタイトルに挑戦させてほしいとアピールした。