子供たちの前で約束したチャンピオンベルトを獲得するチャンスに挑むチャン・リー(K-1 JAPAN GROUPの公式YouTubeチャンネルより)
2020年7月21日(火)東京・後楽園ホール『Krush.115』から開幕の「第3代Krush女子アトム級王座決定トーナメント」に出場するチャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)。
“戦う幼稚園の美人先生”として注目を集めたリーだが、今年3月に6年間務めていた幼稚園を辞めて格闘技一本の生活に。2018年9月の『KHAOS.6』でK-1 JAPAN GROUPの大会に初参戦し、テキサス・アユミに勝利するも菅原と優に敗れ、今年3月には森川侑凜から勝利した。戦績は3勝4敗1分。
今回のトーナメントへ向けて、K-1 JAPAN GROUPの公式YouTubeチャンネルにてインタビューに答えたリーは「頑張れば夢は叶うんだっていうのを少しでも、ちょっとでも誰かのきっかけになってくれればとてもいいなって思います」ということがプロとして伝えたいメッセージだと話す。
退職する時に園児たちから「先生なんで辞めるの?」と聞かれ、「先生ここにチャンピオンベルト巻きたいから、ごめん、辞める」と言ったという。今ではその子供たちも応援してくれており、「だからその記憶が忘れられないうちにベルトを巻きたいと思います」との想いもある。
1回戦で対戦するMOE(若獅子会館)については「ピチピチ。試合は凄いテクニックがあるなと思うし、見ててやってきた経歴の凄さとかも出ているし、あと気持ちも強いので選手としては凄く尊敬しています」とかなりの高評価だが、「MOE選手も格闘技のエリートの道を歩んできた選手の1人だし、それに勝ってこれからもっともっとそういった選手と当たっていくので、そのステップのひとつかなって思います」と、通過点にしか過ぎないと言い放った。
そして「こんなにすぐベルトを巻けるチャンスが来ると思っていなかったので凄く今から楽しみだし、子供たちに約束したことを叶えるチャンスがやってきたなと思っています。夢は叶うぞってところを見せてあげたいですね」と、チャンピオンになることを誓った。