メイウェザーのInstagramの投稿についてコメントする榊原CEO
2020年7月9日(木)、RIZINが都内で会見。8月9日(日)と10日(月・祝)に横浜「ぴあアリーナMM」にて開催する『RIZIN.22』『RIZIN.23』の一部対戦カードを発表した。
会見の中で榊原信行RIZIN CEOは、2020年7月9日(木)午前にプロボクシング5階級制覇フロイド・メイウェザー・ジュニア(アメリカ)が自身のInstagramに「もうすぐ2020年に向けてパートナーとRIZINとのミーティングのために、日本の東京に向けてジェット機に飛び乗る予定だ。ご期待ください」と投稿した件についてコメントした。
榊原CEOは「メイウェザープロモーションのレナードさんとはずっと年が明けてから、ここまでコロナがひどくなる前からも話はさせてもらっています。それもこれもRIZINとしては9月にも大会を開きたいです。年末にも開きたい。その中で当然コロナが解消されれば、メイウェザーも今話している中では日本で試合がしたいと。もう一回日本に戻って。RIZINのクラウドファンディングの記事を、僕のインタビューを見てそういうエールを送りたいってことがひとつあって、ぜひプライベートジェットで日本へ行って打合せしようって感じみたいですけれど、飛んでこれないですから(笑)。日本へ入れないですから。ただ、ずっとそういう話は、コミュニケーションはとっています。だから本当にタイミングが合えばメイウェザーがもう一度日本で試合をする、それは秋でも可能性があるだろうし、年末でも可能性がある」と、今後メイウェザーが再びRIZINのリングに上がる可能性はあるとした。
(写真)会見ではRIZINライト級GP覇者トフィック・ムサエフから「秋に会いましょう」とのメッセージVTRが流された
しかし「でもそれは全部お金にまつわるんですよ。そのためにもクラウドファンディングとかでみんなに支援してもらって。RIZINという舞台の経済活動を続けていくことの先には、トフィック・ムサエフも戻ってきて秋に大会も出来るし、その中でメイウェザーだって可能性があるし。それを実現させていくにはもちろん選手とプロモーターである我々とファンの人たちの協力があって実現させていけるものだと思うので、不可能はないと思っています。プロモーターとして俺は世界一になるんだと目標を決めなければ世界一にはならないんですね。だから僕らとしても世界一のプロモーターになるんだと宣言して、悪戦苦闘していると。多分RIZIN始まって以来の事業が継続できないという危機なので。だけど下を向いていても仕方がないし、戦うしかない。でもみんなファンと共に支援をもらいながら次の一手を見つけていきたい。その先にはメイウェザーも必ずあると思います。ただ一点、コロナが解消されることが必要になりますけれど」と、まずは今大会とクラウドファンディングを成功させて今後も継続させていけるだけの資金を集めることが必要だとする。
そして「メイウェザーサイドともいろいろな話をして、今回で言うとRIZINと日本にエールを送りたい、いつでも試合の準備が整えば行く準備があるし、その打ち合わせをしようという想いが今日のインスタの中に出たのかなと思います」と、メイウェザーの心境を説明した。