堀口と青木がオンライン対談、那須川天心vs笠原友希について語った
2020年7月12日(日)にRISE初のテレビマッチ(無観客試合)『Cygames presents RISE on ABEMA』を独占生中継するABEMAが、堀口恭司(ATT)と青木真也(Evolve MMA)のオンライン対談映像を公開した。
その中で2人は、同大会で行われるRISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)vsシュートボクシング日本フェザー級1位・笠原友希(シーザージム)について語っている。
(写真)2018年9月、RIZINで那須川とキックボクシングルールで対戦している堀口
青木が那須川とキックボクシングルールで対戦経験のある堀口に那須川の強さを聞くと、「天心君の強さは反応の良さだったり勘の良さ。相手がこう出してきたらこう出すってシナリオが自分の頭の中に出来ちゃっててそれが凄いなと思うのと、咄嗟の思いつきの技も出るってところが凄いなと思っています」と答えた。
さらに青木は那須川が負けるとしたら、と興味深い質問を投げかける。これに堀口は「格闘技って負けるとしたら予想していない時にもらったりとか。天心君がもらうとしたら反応がいいので、逆に反応が良すぎて遅い蹴りをもらってしまうんじゃないかな」と、ワンテンポ遅れて来るような技が有効なのではないかと推測。
(写真)「ゴング格闘技」2020年5月号の企画で那須川とスパーリングしている青木
これに青木は「案外自爆しかないんじゃないかなと思いますね。蹴った後に足を怪我してしまうとか。それくらいしか今の彼だと負ける想像がつかない」と、アクシデント的なことが起きない限り、負けはないんじゃないかとの持論を展開。
また、今後の那須川に期待することとして堀口は「負けなしで来ているのでこのまま負けないで欲しい」と無敗を保ってほしいとする。青木は「でもずっと負けなしってわけにはいかないからね。それは我々がよく一番知っている。でも負けなしで行って欲しいという期待を抱いてしまう選手ですよね」と、いつか負ける時は来るだろうが同じく無敗を保ってほしいと答えた。
他にもアメリカに在住している堀口の近況や怪我の回復具合、どうすれば反応がよくなるのか、メインイベンターとしての意識などについて2人は約11分間にわたって語り合っている。