2020年7月21日(火)東京・後楽園ホール『Krush.115』で、晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)との対戦が決まっていた松本日向(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が、練習後に頭痛を訴え、検査した結果、脳内出血が見られると診断されたためドクターストップ。今大会を欠場することとなった。
松本からは「この度、練習中の脳内出血という怪我により、ドクターストップになってしまいました。対戦相手の晃貴選手、本当に迷惑をかけてしまって申し訳ありませんでした。自分のなかで調子も良くて、いい環境で練習させてもらえていたので、試合ができなくてすごく残念です。今は安静にしている状態で、早くリングの上で元気な姿を応援してくださるみなさんに見せられるようにしたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」とのコメントが発表されている。
松本の欠場に伴い、晃貴の対戦相手は黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード)に変更。カード変更を受けて晃貴は「対戦相手が変わってしまいましたが、気持ちを切り替えて用意された相手を潰しに行きたいと思います。(対戦相手は)上手い選手だと思いますが、僕が勝ちます。やっぱり晃貴は強いなと思わせる試合をしたいです。この試合に必ず勝って、また這い上がります。そして必ずK-1のトップファイターになります」と、新たな意気込み。
対戦する黒田は3勝(2KO)1分けでキャリアは浅いが無敗のサウスポー。K-1 JAPAN GROUPには2017年10月の『KHAOS』で初参戦してTKO勝ち、2019年8月のK-1では引き分け、同年11月のKrushでKO勝ちを飾っている。
黒田は「おいしい相手なので、勝って名前を売るチャンスだなと思いました。晃貴選手は気持ちが強くてガンガン前にくる選手という印象ですが、その気持ちを折ってやりたいと思います。何もさせずに圧倒します。入場から退場まで全てに注目してほしいのですが、1番注目してほしい点は最軽量級のスピードです。ここでしっかり良い勝ち方をして必ずKrushのベルトを獲ります。応援よろしくお願いします」と、代打出場で第4代Krushバンタム級王者と戦うことをチャンスと捉え野望を燃やしている。