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【Krush】石川直生が“エヴァンジェリスト”に就任「KrushはK-1の2軍じゃない」

2020/06/29 20:06
2020年6月28日(日)東京・新宿FACEで開催された『Krush.113』の一夜明け会見が、29日(月)都内で行われた。この会見で、かつてKrushで活躍し、現在はKrushのテレビ解説を務めている第2代全日本キックボクシング連盟スーパーフェザー級王者・石川直生がKrushエヴァンジェリスト(伝道師)に就任したことが発表された。  エヴァンジェリスト(Evangelist)は伝道師という意味で、Krushとは何か、Krushの魅力を伝えていくというメッセージが込められている。  石川は1999年1月にプロデビュー。前田尚紀、山本元気、山本真弘と共に“全日本キック・フェザー級四天王”として活躍し、2005年6月にIKUSA-GP準優勝、同年11月にはトーナメントを制して全日本スーパーフェザー級王座に就いた。2010年5月と7月にはK-1 WORLD MAXにも出場を果たしている。Krushでは創成期から主力選手として活動し、2014年4月の試合を最後に現役を引退した。  中村拓己K-1プロデューサーは「私がK-1プロデューサーとしてK-1 JAPAN GROUPを総括する立場として、これまでKrushの記者会見にも出席していろいろコメントしてきました。今後もそれと変わらず同じ形でKrushを運営していきますが、僕とは別にKrushをたくさんの人に知ってもらい幅広くアピールすることを担う役職を新たに設けることが決定しました。今後はKrushエヴァンジェリストとして、我々K-1 JAPAN GROUPが持っているメディア、公式サイト、YouTubeチャンネルへの出演、前日会見で試合へ向けてのコメントだったりをいただきたいと思っております。そのほかSNSでの情報拡散などもお願いしていますし、これからいろいろなことを仕掛けていってKrushを盛り上げていきたい」と石川を紹介。  会見に出席した石川は、次のようにコメントした。 「5年前に引退記者会見をさせていただいた時と同じ場所で、こうして記者会見をさせてもらえることを光栄に思っています。今日は『Krushとは』という話をさせてもらいたいと思います。まず、KrushはK-1の2軍じゃない。Krushは11年前に誕生した時に、選手、スタッフ、ファン、みんなで大切に育ててきたイベントです。かつてのK-1が消滅して、Krushが誕生した時、各団体のトップクラスの選手が、みんな『Krushに上がりたい』、そういうふうに言った立ち技格闘技界の希望の星でした。そういう中で生まれた数々の試合が、その価値が高まることによって、生まれたのが今のK-1です。もう一回言います。KrushはK-1の2軍じゃない。  今の選手たちがK-1のリングを目指したいたというのは当然のことだと思います。だけど、その前にKrushのリングでお客さんを総立ちにするという経験をして初めて、K-1のリングに上がる資格が手に入る。それぐらいの想いを持ってほしいです。武尊、卜部兄弟、木村ミノル、山崎秀晃、彼らはかつてKrushのリングでお客さんを熱狂させていた時代がありました。リングの上の強さだけではなく、プロとしての圧倒的なパフォーマンスをしてきたという実績があるからこそ、今の彼らのカリスマ的な魅力があるということを忘れないでほしいです。K-1からのオファーが来ないことにがっかりするのではなく、Krushのリングに上がっていることを誇りに思ってほしい。そして、そこから上を見つめてほしいです。  僕は現役時代、あとちょっとのところでKrushのベルトを巻くことができませんでした。だからこそ、Krushのベルトの価値を知っているし、ベルトを巻くことの重みを、難しさを知っています。僕はKrushのリングで人生を学びました。そして、それは引退した今でも一生胸を張っていける大切な宝物になっています。これからはKrushという学校の卒業生の一人としてエヴァンジェリスト、=伝道師として、Krushの価値をファンの皆さんだけではなく、選手たちにも伝えていきたいと思っています。また暑苦しい奴が戻ってきたなと思われるかもしれないですけど、ちょっと暑苦しいぐらいがKrushには調度いいと思っているので、これからもまたよろしくお願いします」  Krushエヴァンジェリストに就任して、どんな活動をしていきたいかと聞かれると「どういうことをやっていくっていうのは、今のところいい意味で白紙なんですよ。僕が何年この肩書で仕事をさせてもらえるか分からないんですけれど、今までなかったものを切り開くっていうことが僕の好きなことなので。このあとに僕に続くエヴァンジェリストが出てくるかもしれないですけれど、あとに続く存在のためにも、こんなことができるんだっていうのを、楽しみながら作り上げていきたいとなと思っているので、ポジティブな意味で白紙なんですね。今、Krush、K-1はファンの皆様の意見をダイレクトに受け止めて参考にしている部分が多いと思うので、そういうところも参考にさせてもらいながら、いろんなことに挑戦していきたいなと思います」と、これから考えていきたいと答えた。 「KrushはK-1の2軍じゃない」と強調したことで、KrushがK-1を凌ぐようなイベントになるようにしていきたいのか、との質問には「Krushじゃなきゃ出せない緊張感とか臨場感があると思うんですよ。例えば、かつての山崎秀晃vs木村ミノルとか。あの試合がさいたまスーパーアリーナでやったからと言って、同じ質になるかと言ったら、また違う質だと思うんですよ。後楽園ホールだからこそ体験できる緊張感、Krushじゃないとできないマッチメイクってあると思うんですよね。例えば、何年か前のK-1のトーナメントの決勝戦、卜部兄弟の対戦がありましたよね。あの試合は僕の中ではKrushだったんですよ。もちろんK-1の決勝戦だったんですけれど、Krushだったんです。言葉にするのは難しいんですけれど、Krushっぽいということを、これから僕の中で明言化していきたいなと思っているんですよね。KrushとK-1の違いっていうものを、これから明確に明言化していくことが僕のミッションなのかなと思います」とした。  石川がKrushエヴァンジェリストとして、KrushをどうK-1と差別化していくのか。今後の手腕が期待される。
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