女子MMA(総合格闘技)のパイオニアの一人で俳優のジーナ・カラーノ(米国)がセクシーなインスタグラムを投稿。格闘技界で話題となっている。
カラーノは、「私は自由がセクシーだと思う。私は自由がとてもセクシーだと思う。あなたには説明できないわ。毎日目が覚めると何でもできる気がする」というプリンスの言葉を引用して、逆光のなか、一糸纏わぬ上半身のシルエットを投稿。
するとElite XCにともに出場するなど交流のあるヘンゾ・グレイシーがインスタで「何か服を着てください……あなたはそれを必要としない……あなたは私が今まで見た中で最も美しい女性の一人だ。端的に言えばセクシー写真の必要はない」と、カラーノを心配するコメントを投稿した。
カラーノは前回の投稿から1日経った28日、「When you understand the game, you don't panic.(ゲームを理解していれば、パニックにならない)」という英語の言い回しを使って、何らかの意図があることを示唆している。
格闘技でカラーノは、キックボクシングからMMAに転向し、7連勝をマークし、2009年8月の「Strikeforce: Carano vs. Cyborg」のメインイベントで初代Strikeforce女子145ポンド級(-66kg)王座をかけクリスチャン・サイボーグ(ブラジル)と対戦。1R4分59秒TKO負けで王座獲得に失敗し、キャリア初黒星とともに、プロ格闘技から引退した。
その後、俳優に転向し、スティーブン・ソダーバーグ監督の『エージェント・マロリー』(2012年日本公開)で主演を務めると、『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013年)にも出演。2016年には人気映画『デッドプール』でエンジェル役として出演を果たすなど、俳優業でも活躍。2018年12月にはルーカスフィルムが製作する『スター・ウォーズシリーズ』初となる実写ドラマ作品『ザ・マンダロリアン』エピソード4で、マンダロリアンと出会うカーラ・デューン役を演じるなど、38歳にして見事なアクションとプロポーションを披露している。
カラーノは、セクシー写真投稿の前には、俳優ロビン・ウィリアムズの「悲しい人はいつも人を幸せにしようと一生懸命やっていると思います。なぜなら彼らは絶対的に無価値だと感じることがどんなことか知っていて、他の誰にもそんな風に感じて欲しくないからです」という言葉も投稿しており、うつから自死を選んだとされるウィリアムズの懇篤な言葉への共感に、世界的な有名人となったカラーノの心情をヘンゾは心配したのかもしれない。