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【Krush】高梨knuckle美穂、MIOに「いつでもかかって来い。私が必ず倒して勝つ」

2020/06/29 07:06
【Krush】高梨knuckle美穂、MIOに「いつでもかかって来い。私が必ず倒して勝つ」

昨夜に続き、再度MIOとの9月K-1大阪大会での対戦をアピールした高梨

2020年6月28日(日)東京・新宿FACEで開催された『Krush.113』の一夜明け会見が、29日(月)都内で行われた。


 第6試合の女子ミニマム級3分3R延長1Rで、真美(Team ImmortaL)に判定3-0(30-27×2、30-26)で階級を上げての初の試合で勝利した、第2代Krush女子アトム級王者・高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM)が前夜の試合を振り返った。

「ひとことで言うと悔しい試合でした。ミニマム級一発目だったので倒してスタートを切りたかったんですが、KOできず悔しい試合になってしまいました。動画を見ても、もっと行けたのにって想いが強くて、悔しいなって思います」と、悔しいを連発した高梨。パンチをクリーンヒットさせながらもKOできなかったのは「走り込みが足りなかったのと、気持ちの問題です」と自己分析した。

 ゴリラ度(高梨はゴリラが好きでknuckleはゴリラのナックルウォークが由来している)で言えば「全然ゴリラになれていないのでサルくらいです」と低評価。


 それでも「あまりコロナの影響で練習ができていなくて、対人練習ができていなかったんですが、それが逆に良かったのかなと思います。ミットでいろいろやってもらえて、いい距離感で戦えたのかなと思います」と、ミットトレーニングでいい感覚が養えたという。

 さらに「階級を上げて、試合前の気持ちの持っていき方は今までと全然違いました。以前はパンチでガンガン前へ出るだけだったんですが、ちゃんと見て返せるようになったので、そこが良かったと思います」と成長を感じられた部分もあったようだ。


「今後は絶対にミニマム級のベルトを獲って、倒せる女子を見せてミニマム級を盛り上げたいと思います」と目標を語った高梨。

 試合後には「MIO選手、大阪大会でやらせていただきたいです」とK-1への参戦を表明している元シュートボクシング日本女子ミニマム級王者MIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)との対戦をアピール。MIOもリングに上がって「高梨選手、おめでとうございます。初めて生で試合を見させてもらいました。パワーのあるファイターだと思いました。ミニマム級が新設されたことで、これから女子のK-1で一番盛り上がる、面白い階級にしたいと思うのでよろしくお願いします」と応えた。


 改めてMIO戦のことを聞くと「彼女が“ミニマム級を盛り上げたい”と言った時、私もそういう気持ちなのでいい試合が出来ればと思いました」と想いは通じ合うものがあったと言い、「いつでもやりたい。いつでもかかって来いって感じです」といつやってもいいとやる気満々。

 中村拓己K-1プロデューサーは高梨vsMIOの実現時期について「プロのイベントが再開して、9月の大阪へ選手たちからアピールを受けてこれからマッチメイクの調整に入ります。ゴンナパー選手と林選手もそうですが、お互いのコメントがあった大阪で実現するかは分かりませんが、高梨選手とMIO選手の試合は見たい人が多いカードですし、今まで接点がなかった2人のカードなのでどこかのタイミングで戦うことにはなると思うので実現させたいです」と、9月22日にエディオンアリーナ大阪で開催されるK-1で両者が対戦するかは分からないが、対戦は必ず実現させたいとコメント。

 高梨は「MIO選手はテクニックがあるので、私もテクニックで負けないようにシラー先生(タイ人コーチ)に教わっているのでムエタイの技を出しながら戦いたいです。9月にMIO選手との試合が実現したら私が必ず倒して勝って、ミニマム級の主役になります」と宣言した。

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