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【ONE】青木真也「行こうその先へ!」、秋山成勲「早く試合をしたい」──ONE大会再開に向け、16選手が決意のコメント

2020/06/29 03:06
 2020年6月26日、ONE Championshipのチャトリ・シットヨートンCEO兼会長が、自身のSNSで7月31日(金)にタイで「無観客」の「ONE:No surrender」を開催することを発表。それを受けて、ONEを中継するABEMAから、ONE参戦日本人選手16人のコメントが届いた。  6月20日&21日には中国でドメスティック大会『ONE Hero Series 13、14』が開催されたが、ONE本戦大会再開で布陣はどうなるか。 タイの出入国については例外的な枠を設置することが発表されており、タイ民間航空局は、タイ国に向けた航空機の飛行運休を6月30日まで延長中で、運休が解かれるのはいつになるか(タイ国際航空は8月1日まで運休)。また、ビザの申請の問題や入国時の2週間の隔離措置もあり、ONEバンコク大会での海外勢の参戦状況はまだ不透明な部分もある。  しかし、中国でドメスティック大会が開催されたように、日本独自企画の大会開催の可能性もあるだけに、日本人選手だけでもこれほどの陣容を抱えるONEの今後の発表に注目だ。 青木真也「行こうその先へ!」 「ジャパニーズMMAがやりたい。ジャパニーズMMAとは何か。時代を引き戻してやろう。危機ではなく変化だ。強い奴が勝つんじゃない。勝った奴が強いんだ。オレが憧れたレスラーは悲観するのではなく、どう生きるかを教えてくれた。嘆いていてもはじまらないんだ。変わらないものは変わらない。行こうその先へ!」 秋山成勲「ますます早く試合をしたい」 「ついにONEのアスリートや世界中の格闘技ファンが待っていた日がやってきます! 先日5月末の修斗で放送されたインタビューでは、チャトリCEOが『秋山選手は僕のお気に入りだ』と 言ってくれたと聞きましたが、ますます早く試合をしたいですね!」 平田 樹「スタンプ? 私も誰とでもやっちゃうよ?」 「ONE再開! 自分も“バチッ”てスイッチが入りました。自粛期間はジムが閉まっていたし、再開後すぐに怪我もしたりして……今はまだいいコンディションとは言えないですけど『再開が決まった』と聞くとアガってきますね! この間『スタンプ・フェアテックスがイツキと試合してもいいと言っている』って話を聞きましたけど、私も誰とでもやっちゃうよ? って思っています。最近、密かにトレーニングを重ねているテクニックがあるんです。次の試合でお披露目して、私が主役になります」 岡見勇信「敗北を成長の糧にしている暇はない」 「ONE Championshipが動き出す。止まっていた針がついに。とうとうきた! 総合格闘技。人間と人間が、一対一で、持てる全ての力をぶつけて競う究極のスポーツ。金網の中、逃げ出せない。誤魔化せない。恐怖心、闘争心、怒り、喜び、驚き、焦り……選手たちのリアルな感情は観ている方々に入り込む。これほどまでに感情が全て伝わるスポーツはあるだろうか。究極の闘いをやっと届けられる。叫んでください。感動してください。日常では味わえない、格闘技でしか味わうことの出来ない興奮を再び! 全てを賭けて闘うかっこいい人間達をみてほしい。共に闘う思いでデビュー戦から18年の月日が流れ、もはや敗北を経験の1つとして補う身分でもなくなった。敗北を成長の糧にしている暇はない。総合格闘技の未来に、日本人の強さを証明するべく闘う。自分に打ち勝つ為、ONEに戦いの狼煙を上げる。ONE再開と共に、見届けてほしい」 若松佑弥「宮本武蔵になりつつある姿を早く見せたい」 「コロナ禍が騒動になり約2カ月。世間が大騒ぎになる中で、自分は何も変わらずにひたすら鍛錬してました。4月に試合が決まっても延期と言うのが3回ほどありました。このまま試合が無いんじゃないかと少し考えていたけど、チャトリさんに言われた『チャンスが来るよ』という言葉を信じて鍛えていたら、全てにおいてレベルアップしました。もう、試合がしたくて爆発しそうです! 自分の理想像、宮本武蔵になりつつある姿を早く見せたいなー!」 山口芽生(V.V Mei)「当たり前のことがそうで無くなった時に新しい価値観が生まれる」 「ONEの大会が再開されるということで、応援して下さる皆さんも選手も、皆がワクワクしていると思います。当たり前のことがそうで無くなった時に、自分の生き方を見直したり、新しい価値観が生まれるのだと思いますが、私は改めて「格闘技が好き」なんだなと確信しました。そういう選手は他にもいると思います。久々の大会では、皆が今まで以上に闘えることの有り難さを爆発させて最高のパフォーマンスを魅せてくれると思います! 期待して見て下さい! 私もいつでも試合に出られるよう準備しています!」 松嶋こよみ「油断できない状況ですが、早く戦いたい気持ちでいっぱい」 「ONE Championship再開が決まりとても嬉しく思っています。まだ世界的にも新型コロナウイルスの影響はあり油断できない状況ですが、早く戦いたい気持ちでいっぱいです。当面は無観客大会などになると思いますが、画面越しで応援していただける格闘技ファンの皆さんに気迫の伝わるような試合をしたいと思います。応援よろしくお願いします」 佐藤将光「絶望さえ感じましたが今は楽しみ。試合で表現する事が私は大好きなんだと」 「率直に嬉しいです。それと共にどういう形態であれ、選手に場を与えてくださりありがとうございます。コロナ禍で改めて生きることについて考え、試合することで表現する事が私は大好きなんだと感じました。この先何年も試合できないかと考え、絶望さえ感じました。またお客さんと一緒に盛り上がれる日が来るかと思うと今は楽しみで仕方ないです! 格闘技は最高です」 猿田洋祐「コロナで気持ちが切れる事はなかった」 「ONE Championship再開を待ち望んでいましたので嬉しく思います。自分の中で今年はベルトを奪還すると決めているので、コロナによって色んな変化があっても気持ちが切れる事はなかったです。会社員として普段と変わらない仕事をしながら、いつ試合が来ても飛びつけるように自分で出来るトレーニングを続けて毎日生きてきました。またこの期間にSNSを通じて自分の事を知って貰い応援してくれる人も増えました。自分の好きな格闘技を通じて世界中の皆さんに元気を与えて行きます!」 和田竜光「練習再開初日にはビックリするぐらいのゲキ弱で笑っちゃいました」 「自粛している間は練習会には参加せずに、のんびりしながら出来る運動をしてました。しばらく格闘技をしてない間になんだかリフレッシュされた気がするし、早く練習したいなぁとも思えたのでこれはこれでいいかな。とも思ってます。ONEが再開されるかも……と連絡が来たのと丁度同じぐらいの時期に自分も練習を再開しました。練習再開初日にはビックリするぐらいのゲキ弱で笑っちゃいました(笑)。怪我と体調に気をつけて少しずつコンディションを上げて行きたいと思います。今はとりあえず全開で練習出来る所を目指します。一人ひとりやっつけて行ける様に修行、修行!」 内藤のび太「自分が変わる切っ掛けに出来れば」 「ONE Championshipが再開されると聞いて率直に嬉しいです。自分はもともとあまり外に出る方ではなく、家の中で自分の世界を広げられるTVが好きで、TVからたくさん力をもらいましたし、格闘技を習うきっかけもTVからでした。それは今でも変わらないです。今回も自分が変わる切っ掛けに出来ればと思っています。自分も含め沢山の関係者にとって厳しい時期となったことと思いますが、その期間を経て再開されるというのは、これまでも進化を続けてきたONE Championshipですが、更にパワーアップした大会になっていくと思っています。自分もその進化にこれまで以上についていけるように努力していきたいと思います」 三浦彩佳「以前よりより厳しい環境に身を置く事が出来ました」 「ONE Championshipが再開する事を大変嬉しく思っています。不要不急の外出が出来ない中、TRIBE TOKYOはプロ練は継続して行われてきました。私自身も前回の試合で負った怪我が回復してからはプロ練に出席して、練習のみの日々──以前よりより厳しい環境に身を置く事が出来ました。この自粛期間でより集中した練習が行えたし、師匠の長南さんが格闘技の熱を絶やさずに指導し続けてきてくれました。自粛期間の中でもトレーナーの堀江さんもより格闘技に生かせるトレーニングを指導していただけました。先日の無観客試合で行われたRoad to ONEや修斗の試合をABEMAで観戦していて、元気をもらえました。来月から再開するONEでも、アスリート全員の力で格闘技界を盛り上げて、観ている方にも元気を与えていけたらと思います。是非みなさん、アベマでONE Championshipを観てください!」 上久保周哉「だからこそ私は地獄のようなトレーニングの時間を過ごす」 「ONEの再開を聞いて心が微かに奮い立つ感覚があります。以前から試合への関心や情熱はほとんどありませんが、コロナ禍で日々ベストを尽くそうとする毎日に1つのアクセントが加わったと思っています。人生は一度きりで、その中でもよりベストで最高にクレイジーな人生を生きて、人間として成長していきたいと思っています。残された時間を大切に生きていたいのです。だからこそ私は地獄のようなトレーニングの時間を過ごす為に、これからも生きていきます。親愛なる格闘技ファンの皆様に会える日を楽しみにしています」 中原由貴「次の試合はいつなんだ? と不安でした」 「今回、コロナの影響で大会が無期限の延期と発表され、仕方ない事ではありますが、次の試合はいつなんだ? と不安でした。自分自身の試合感覚が1年も空いてしまっているというのもあると思います。今回思ったよりも早く再開を発表するという連絡が入ってきたので、先の見えないトンネルはようやく終わったかという気持ちです。しばらく間が空きましたが、また数々の熱い試合が繰り広げられると思いますので、ファンの皆さまにも、熱いご声援を送っていただけたらと思います」 徳留一樹「“再開”の一報を聞き決断に感謝」 「大会再開はものすごい難しい決定だろうなと思ってただけに、“再開”の一報を聞き決断に感謝しています。無観客でもあって、カメラの向こうの視聴者の皆さんと一緒に、いつものように盛り上がる大会にしていけると思うんです。自分自身もONEが活動停止したことで今年に入ってまだ試合ができていない状況ですが、準備は常にしていたので、次はいつ呼ばれてもいいパフォーマンスが出せるように仕上げて行きたいと思っています」 MOMOTARO「今できる事を積み重ねて行きたい」 「最近ファンの方から声をかけて頂くことが増えたのですが、子供たちから写真を一緒に撮るお願いを受けると、とても元気をもらいます。なので、今度は自分が戦っている姿を観てもらい、周りの方達に勇気や笑顔を与えられるようになりたいです。次戦がいつになるかはまだわからない状況ですが、また皆さんの前で戦えるように、そして満員のお客さんの前で戦えるように、今できる事を積み重ねて行きたいと思っています。必ず明るい未来が待っていると信じて、前向きに頑張って行きましょう! WeAreONE!」
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