シュートボクシング
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【RISE】那須川天心、対戦相手決定に「文句言う人いるけど俺は相手選んだりした事ないよ」

2020/06/23 11:06
 2020年7月12日(日※)にABEMAにて独占生中継される、RISE初のテレビマッチ(無観客試合)『Cygames presents RISE on ABEMA』で、「公募」していた那須川天心(TARGET/Cygames)の対戦相手が、シュートボクシング日本フェザー級(-57.5kg)1位の笠原友希(シーザージム)に決定した。両者は-58kg契約・3分3R(延長1R)のRISEルールで対戦する。(※新型コロナウイルス感染拡大防止対策など安全面の考慮により、生中継開催日程が7月11日(土)から7月12日(日)に変更)  この対戦相手決定に那須川は自身のSNSで「相手が決まった。久々の試合、それだけでワクワクです。しっかりと仕上げます。帰ってきたよ」と意気込みを綴った。  その後、那須川は再度の投稿で「文句言う人いるけど俺は相手選んだりした事ないよ。強い奴しか興味ないよ」と、対戦相手に対する不満の声に答えた。  公募の際、伊藤隆RISE代表は選考基準で最も優先されるのは何かと聞かれ、「実績、年齢。次世代を担う若手がいいですね。25歳以下が理想です」と、タイトル歴や戦績などの実績を重要視し、できれば若手にチャンスを与えたいとした。また、外国人は新型コロナウイルスの影響で招聘が難しいということと、団体との契約などをクリアしていることを条件にあげていた。 (写真)那須川のライバルになると目されていた小笠原(左)に勝利している笠原(右) 笠原は2001年6月3日生まれの19歳で、1998年8月18日生まれで21歳の“神童”那須川天心より2歳年下。シュートボクシング日本フェザー級1位の肩書を持ち、現在5連勝と波に乗っている。その中には、那須川のライバルになると目されていた小笠原瑛作をヒジ打ちによるカットながら(今回のRISEルールでは禁止)TKOに破る大番狂わせの勝利も含まれている。戦績は15勝(7KO)1敗で、11戦目で敗れるまではプロデビュー以降10戦全勝をマークしていた。  那須川とシュートボクシングの絡みは、那須川がプロ5戦目で元SB日本スーパーバンタム級王者・藤本昌大に1R2分6秒でKO勝ち、9戦目でSB日本スーパーバンタム級王者・内藤大樹に1R1分41秒KO勝ち、28戦目で内藤と再戦して1R1分59秒TKO勝ちといずれも那須川の圧勝に終わっている。  ただし、シュートボクサーは粘り強い選手が多く、他団体選手との対抗戦で番狂わせを起こしてきたことも多々あり、「シュートボクシングは侮れない」との声は格闘技団体関係者からよく聞く。失うものがない笠原は那須川にとって気が抜ける相手ではないだろう。また、理論派として知られる初代S-cup世界王者・吉鷹弘が作戦参謀として笠原に“策”を授ける可能性もあり、そうなれば那須川とシュートボクシングの総力戦となりそうだ。
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