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2020年7月12日（日※）にABEMAにて独占生中継される、RISE初のテレビマッチ（無観客試合）『Cygames presents RISE on ABEMA』で、「公募」していた那須川天心（TARGET/Cygames）の対戦相手が、シュートボクシング日本フェザー級（-57.5kg）1位の笠原友希（シーザージム）に決定した。両者は-58kg契約・3分3R（延長1R）のRISEルールで対戦する。（※新型コロナウイルス感染拡大防止対策など安全面の考慮により、生中継開催日程が7月11日（土）から7月12日（日）に変更）
2001年6月3日生まれで19歳の笠原は、1998年8月18日生まれで21歳の“神童”那須川天心より2歳年下。那須川にとって、プロで初めての年下の対戦相手となる。
第4代SB日本フェザー級王者の笠原弘希を兄に持つ笠原友希は現在怒涛の5連勝中。174cmと長身のサウスポーで2019年6月のシュートボクシング後楽園大会では、国内トップの小笠原瑛作（クロスポイント吉祥寺）を3RにヒジによるカットでTKOに下す大金星を上げたことで一躍、注目の選手に。
続く9月大会でムエタイと初対戦すると、ポンチャン・ブレイブジム（タイ）に大差を付けて判定勝ち、12月大会でも「MAX MUAYTHAI」-58kg王者のルートチャイ・オーセンスック（タイ）を3R TKOに沈め、国際戦でも勝負強さを見せた。前戦は2020年2月15日のSBで魁斗（立志會館）を相手に、延長2Rにわたる死闘を制して4月22日のタイトルマッチ出場権を獲得していたが、このコロナ禍で4月大会は中止となっていた。
大晦日の江幡塁戦以来、7カ月ぶりの試合となる那須川は、6月10日の会見で対戦相手の公募について「“那須川天心を倒してなんかやってやろう”という気のある選手に来てほしい」と語っていたが、“ガチ応募”100通超のなかから選ばれた笠原は、「打撃を得意としているので自信はあります。那須川選手の不得意なところをもう見つけているので付け入るスキはあります」と、早くも攻略に自信を見せている。
那須川も「（試合が空いた期間で）どれだけ成長しているかをこの試合でしっかり見せて、格の違いを見せたい」と意気込みを語っている通り、試合コスチュームでのビジュアル撮影では、その進化した肉体美に、関係者からどよめきが起きたという。
“格闘技界の最高芸術”那須川が“19歳の天才”を蹴散らすのか、それとも“ポスト天心”を担う才能の一人が、ヒジ打ちの無いRISEルールでも那須川に爪痕を残すことができるのか!? 発表の詳細は「ABEMA 格闘チャンネル」公式YouTubeチャンネルでも確認することが可能だ。
また、同大会は、RISEフェザー級王者・那須川天心のほか、RISE WORLD SERIES 2019 -61kg級王者・白鳥大珠選手ら、RISEのトップファイターたちが出場予定で、全7試合が行われる。
文句言う人いるけど 俺は相手選んだりした事ないよ 強い奴しか興味ないよ
— 那須川 天心 (@TeppenTenshin) June 23, 2020
