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【RISE】那須川天心「そろそろ格闘技も動かないと置いていかれてしまう」、裕樹戦は秋予定のWSで

2020/06/10 11:06
【RISE】那須川天心「そろそろ格闘技も動かないと置いていかれてしまう」、裕樹戦は秋予定のWSで

インターネット配信で会見は行われた(RISEの公式YouTubeチャンネルより)

2020年6月10日(水)、RISEがインターネットテレビ局ABEMAで配信会見を行い、7月11日(土)にRISE初のテレビマッチ(無観客試合)を開催することを発表した。大会はABEMAにて独占生中継される。大会名は『Cygames presents RISE on ABEMA』。

 今大会は抗体検査を選手・関係者全員に行い、感染予防に万全を尽くして開催するとのこと。伊藤隆RISE代表は「格闘技が社会に力を与えると我々も信じており、勇気や元気をみなさんに提供するのが我々の仕事ではないかと思っております。アスリートもこの状況が続くと生活困難や引退など様々な状況が生まれ来ますので、ABEMAさんと協議を重ねて現状考えうる限りの対策を行い、団体を支えてくれるファンの皆さんの熱を絶やさないためにも新たなスタイルとしてテレビマッチを開催します」と開催趣旨を語った。

 会見に同席した那須川天心(TARGET/Cygames)は「そろそろ格闘技も動かないと置いていかれてしまうというのがある。正直、今の状況でも変わっていることはないかなと思うんですけれど、僕がやることによって僕の後の(試合をする)人たちが安心するというか。なかなか格闘技だけで食べていける人がいないと思うので、僕が最初にやることによって試合が出来るんだって安心感を与える意味もあります」と、出場する理由を話す。


(写真)無観客試合を今後も続けるかどうかは「状況次第」とする伊藤隆RISE代表

 伊藤代表は4月17日にABEMAで生中継された『Road to ONE:2nd』を見て「当日の対応の仕方とかやり方のマニュアルとかが完全に出来上がっていた。感染者も出ない状況です。どうなるのかなと思って見ていたんですが、共感できる部分もたくさんありました。無観客に踏み切ったのはそれもありました」と、影響を受けたとも。

 また、7月19日に東京・後楽園ホールで開催が予定されている『RISE 141』については観客を入れて行うつもりだが「いっぱいには入れられない。ロードマップを考慮しながらやっていく」とのこと。4月に開幕するはずだった世界トーナメント『WORLD SERIES』については「秋からの開催を予定」しているが「その時、その時の状況に対応する」という。

 6月14日(日)神奈川・横浜ぴあアリーナMMで決まっていた那須川vs裕樹(ANCHOR GYM)戦は「裕樹の引退試合で最後なので、無観客は違うかなと。彼は体重調整もあるので、一度切れた気持ちもあるので秋のWORLD SERIESでやりたいと思います」と話した。

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