▼ONEライト級(※77.1kg)○江藤公洋(日本)[1R 肩固め]×トレスタル・タン(フィリピン)
タンの最初の右ミドルをキャッチし、ボディロックから小外で大きく投げてテイクダウンは江藤! サイドポジションから左脇に頭を突っ込み肩固めへ。タンが失神し、江藤が一本勝ち。ONEとの契約に大きく前進した。
▼ONEフェザー級(※70.3kg)○椿 飛鳥(日本)[判定]×ジャンクォ・リュオツォ(中国)
1R、右ストレートを当てて組む椿。しかし、投げるリュオツォは一気にマウントを奪う。序盤はパワフルなリュオツォ。立つ椿は左で差すと、ダブルレッグへ。リュオツォはそこにギロチンを合わせる。首を抜く椿は右からヒザも入れる。リュオツォの右アッパーを潰すのは椿。左で差して組む椿。リュオツォは疲れが見える。
2R、椿の右ストレートにリュオツォは右ハイ。その足をキャッチされて倒されると、そのまま三角絞めはリュオツォ。さらに腕十字へ。ヒザ立ちになってドントムーブ。中央再開から椿が体を放しスタンドへ。コーナーに押し込みヒザは椿。疲れの見えるリュオツォに椿は前へ出られない。右の飛び込みから右ヒジを押し付ける椿は右。最後は跳びヒザも見せる。3R、椿の右ローに倒れるリュオツォ。ブレークスタンドへ。左ボディを当て右振る椿。さらに左フック! 左で差す椿はテイクダウン。しかしリュオツォはガードに入れる。上からパウンドは椿。スタンドに戻す椿。右ローを当てると左フックで飛び込む。リュオツォは後ろ蹴りから左ストレート! もらった椿は差してテイクダウン。インサイドからヒジを狙う。そこに腕十字はリュオツォ。ヒザをボディに突いて腕を外した椿。
試合は判定へ。打撃では椿だが、リュオツォの1Rの投げからのマウント、2Rの三角絞め&腕十字はニアフィニッシュともとれる。判定は、椿が勝利。プロ初勝利となった。
▼ONE女子アトム級(※52.2kg)○キム・ソユル(韓国)[判定]×鈴木祐子(日本)
ともにオーソ。鈴木のテイクダウンをソユルが切り続け、打撃を当てる展開に。
3Rに鈴木はソユルのジャブにアゴが上がる。右を返す鈴木だが、そこにクロスで右ストレートはソユル! 後方にダウンした鈴木。ピンチに何とか立つ鈴木にソユルは右を差すが離れると、鈴木はダブルレッグもヒザを着く形になり、がぶられバックマウントを奪われる。
ソユルのリアネイキドチョークをあご上で凌ぐ鈴木。背中見せて立つ鈴木だが、ソユルは背後からヒザも入れる。正対する鈴木だが右で差して回してテイクダウンするソユルに鈴木はハーフガードに。さらにニーシールドに戻したところでソユルは離れる。
頭を振って左右で入るソユル。その圧力に鈴木はダブルレッグに入るが、ここも切られて右で脇を差されて崩され下に。鈴木はハーフで下のままに。
判定はスタンドの打撃を当て、鈴木のテイクダウンを切ってポジションも奪いパウンドも入れたキム・ソユルが判定勝利。鈴木も最後までフィニッシュさせない粘りを見せた。
▼ONEウェルター級(※83.9kg)○デヴォン・モリス[2R KO]×エマヌエル・オニエディカチ
オニエディカチが右ロー。バランスを崩して倒れたモリス。オニエディカチはハーフから右で脇差すが、下から足を手繰るモリスは草刈で立ち上がる。右ローはオニエディカチ。しかし空振り。互いに最初の攻防で息が上がったか。慎重になる。モリスは右を振ると、そこにオニエディカチは左を当てる。さらにワンツーも深追いはしない。
2R、右ローはオニエディカチ。モリスのダブルレッグをがぶりヒザを突くが、立つモリスはまっすぐの左ジャブ当て、右へ。ワンツーの連続から最後は下がったオニエディカチに右ストレート! オニエディカチがダウンし、レフェリーが間に入った。▼ONEストロー級(※56.7kg)○リト・アディワン(フィリピン)[1R KO]×アルバー・コレイア・ダ・シルバ(ブラジル)
最初のワンツーの右で後方に倒れたシルバ。アディワンは中腰でパウンド。シルバはインサイドに入れるが、足が効かず。そのままパウンドを浴び続け、レフェリーが間に入った。▼ONEフェザー級(※70.3kg)○トラン・クァン・ロック(ベトナム)[1R KO]×キム・ジョンヒョン(韓国)▼ONE女子アトム級(※52.2kg)×クローリー(ニュージーランド)○ミシェル・フェレイラ(ブラジル)1R、ともにオーソ。ガード高く左フックはクローリー。右で差して大外刈でテイクダウン奪い、サイドからマウントを奪う。ヒジを当てるクローリー。フェレイラも左で差して力強く立ち上がるが、ペレイラはすぐにボディロックに。外す左ハイはクロリー。さらに左右で前進する。
2R、左ジャブのトリプルから早々にダブルレッグでテイクダウンはクローリー。しかしフェレイラも下から三角絞め狙い、さらに腕十字へ。抜くクローリーはサイドからクルスフィックスに固めると、アメリカーナ狙い。外すフェレイラだが下のまま。再びクルスフィックスからパウンドを浴びる。
3R、強気で前に詰めるフェレイラにクローリーはバックフィスト。さらにダブルレッグに入るが、そこにフェレイラは左ミドル! これがまともにカウンターで入り、クローリーは後方にダウン。フェレイラのパウンドにレフェリーが間に入った。フェレイラは逆転勝利!▼ONEフライ級(※61.2kg)○アディブ・スライマン[3R TKO]×ラングロット・ポシ
サウスポーのポシ。オーソのスライマン。ポシは右ローから左フックを狙う。互いに慎重ななか、左前蹴りはポシも遠い。
2Rにスライマンはテイクダウンから足払いパスガード。クルスフィックスからパウンド、しかし左で差し上げたポシも立ち上がるとすぐにバックへ。
さらに3R、スライマンはバックマウントからパウンド、ポシの身体を伸ばして左右のパウンド。▼ONEバンタム級(※65.8kg)×マイケルウォーカー○ゼチャリア・ランジ
オーソからサイドキック、廻し蹴りはウォーカー。サウスポーのランジはインロー、ワンツーも互いに単発。▼ONE女子アトム級(※52.2kg)○エディラー・ヨハニー[1R TKO]×ロッシニー・カイラ
右のロングフックはヨハニー。さらに右フックの連打から左を受け、顔をそむけたカイラにレフェリーが試合を止めた。▼ONEバンタム級(※65.8kg)○シネチャツガ・ゾハトセトセグ[1R KO] ※右ストレート→パウンド×アリ・モタメッド
▼ONEフライ級(※61.2kg)○デチャディン・ソルンシリスプハチン[1R TKO]×モード・フォウゼイン
※ハーフからフォウゼインの右手をヒザで踏んで固定し、左手でパウンドするソルンシリスプハチンがTKO勝利。
▼ONE女子アトム級(※52.2kg)○アニタ・カリム[判定]×ギタ・シュハルソノ
手足が長く長身のシュハルソノはオーソドックス構えから前蹴り・ジャブ。サウスポーのカリムは左右で飛び込み。シュハルソノの右ローが2度ローブローに入る。互いに待ちの展開のなか、遠間から右前蹴り、ミドルはシュハルソノ。そこにカウンターで飛び込むカリム。判定はアニタ・カリムが勝利した。